主催神奈川県後援公益財団法人神奈川産業振興センター運営銀座セカンドライフ株式会社

受賞者のご紹介

今回ベンチャー部門(すでに起業している方)27件、
プラン部門(起業を予定している方)86件の応募をいただき、
各部門3名の方々が受賞しました。

【ベンチャー部門受賞者】

神奈川県知事賞(最優秀賞)

株式会社SEtech 代表取締役 関根 弘一 さん(65歳)

「動きがあった時だけ画を出すセンサー・カメラの開発と事業化」

受賞コメント

起業して未だ1年半の新会社で、このような名誉ある賞を受賞し嬉しく思います。
定年退職後、個人で特許出願し、登録(5件)されたのをきっかけに起業しました。このセンサー・カメラで、高齢化社会の見守りや、医療費増大の抑制(大腸癌の早期発見)を目指し、NEDO補助金で試作中です。

事業の概要

特定領域で動きがあったときだけ作動する、センサー・カメラを開発しました。複数のカメラで監視していても、動きがあったところだけを確認でき、省エネルギーでデータ量も抑えられる監視・見守りシステムとして事業化を目指しています。
また、便座にセンサー・カメラを組み込んで便を撮影し、便潜血の有無や色などを継続的に観察することで、大腸がんの早期発見や、未病の改善に繋げていく「健康便座」の開発にも取り組んでいます。

起業のきっかけ

大手電機メーカーを退職後、介護現場を見学した際に、1台のモニターに複数の撮影画像が表示されて見づらく、介護者の負担になっていることに気がつきました。会社ではイメージセンサー等の開発に携わっていた経験を活かし、新たなシステムの知財も取得できたため、本格的な事業化に乗り出すことにしました。

将来の展望

NEDO補助金で試作した、“画が出ないカメラ”は、お客様の評価結果、要望を活かし量産カメラに仕上げて、今年後半からビジネス展開を図ります。同じく、NEDO補助金で試作した“画にならないカメラ(便座カメラ)”は今年から大学病院で臨床データを取得し、衛生機器メーカーと来年からビジネスを進めていく予定です。

商品・サービス資料

優秀賞

ウクレレで笑顔サークル 代表 松浪 芳之 さん(60歳)

「ウクレレシニアサークルの展開」

受賞コメント

ウクレレは音楽経験や年齢にかかわらず自分の表現で演奏ができ、人と人がつながる楽器です。「ウクレレで笑顔サークル」は、ウクレレで人の交流と豊かな社会の創出を目指して活動しています。忘れている「音楽を愛する気持ち」や押し入れの中のウクレレに命を与えてください。一緒にウクレレをやってみませんか?

事業の概要

シニアが参加しやすいウクレレの習得教室を運営していきます。参加者同士の交流を重視して少人数のサークル形式で開講し、また、楽譜が読めなくとも演奏できるようになる独自のカリキュラムを提供しています。将来はフランチャイズ化も目指しています。

起業のきっかけ

サラリーマンのときは転勤族で地域との繋がりがなかったのですが、趣味のウクレレを使って「地域の 人と人を結びつけたい」との想いから、会社を退職し事業を始めました。

将来の展望

将来は神奈川県下を中心に直営のサークルを拡大するとともに、首都圏広域を対象としたフランチャイズによるサークル拠点の拡大も図ってまいりたいと考えます。皆様のご支援をいただき、ウクレレを通じて人の交流と豊な市民社会の創出に尽力してく所存です。

商品・サービス資料

奨励賞

セキュアロジック株式会社 代表取締役 平井 靖 さん(65歳)

「新しい可能性を広げるクラウド展示会『エアメッセ』」

受賞コメント

この度は、ベンチャー部門奨励賞を頂きまして大変光栄に存じます。
多くの企業の役に立ち、日本のものづくりを活性化させていくこと「いいものが当たり前に売れる世の中に」、「どんな小さい企業にもそのチャンスを提供」してゆくことにより日本経済や社会に貢献して行くことを目標にして、これからも活動を推進して行きます。

事業の概要

インターネット上にバーチャル展示会システムを構築する事業です。
3D技術で現実の展示会と同様な展示ブースを再現するとともに、来場者の展示会場でのクリック数や閲覧した内容などの動向を分析して出展者に提供し、出展内容の改善や商品サービスの開発に役立てていただきます。

起業のきっかけ

情報通信系企業に勤務し、展示会での情報収集や商談に臨んでいましたが、ネット検索に頼る場面が多くなってきたことや、また、コストから出展に踏み切れない中小企業に、展示の機会を提供していきたいと考えて起業しました。

将来の展望

関東圏を中心にエアメッセを普及させ、ものづくりを活性化させ「いいものが当たり前に売れる世の中に」、「どんな小さい企業にもそのチャンスを提供」を目指した利用促進を図って行きます。
将来はアジア圏を含めて日本との貿易交流のある国に対してエアメッセのサービスを拡大し、日本との国際交流の支援ができるツールとして利用して頂く計画です。

商品・サービス資料

【プラン部門受賞者】

ベストプラン賞

葉山ハーモニーガーデン(予定) 下山 良嗣 さん(53歳)

「農耕馬との交流によるQOLの向上」

受賞コメント

この度は、ベストプラン賞を頂きまして、喜びと共に身が引き締まる思いです。
馬は「走る」、「運ぶ」といった能力の他に、高い「心の応答性」というとても素晴らしい特性があります。馬のこの力を借りて、高齢者、身障者の方々、そしてそのご家族の皆様の生活の質QOL低下防止のために、頑張っていきたいと思います。

事業の概要

馬の持つ癒しの力に着目、自宅周辺が里山という環境を活かして、単なる乗馬体験ではない、農耕馬を用いた農作業体験サービスを展開する予定です。主な顧客は高齢者や身障者とその家族とし、家族ぐるみでの体験で喜び、楽しみを共有してもらいながら、健康寿命の延伸とQOLの向上を目指します。

起業のきっかけ

以前、養護学校の生徒や教諭に乗馬を体験してもらった際、生徒たちの目の輝きから、馬の持つ癒しの力に気づくとともに、生徒と教諭が体験による幸福感を共有することが、QOLの向上に繋がっていくのではないかと考え、事業に取り組んでいくことにしました。

将来の展望

昔ながらの馬耕や馬搬などを用いる農業により、馬との交流から得られる知的で気づきにあふれる喜びを、お客様家族と社員一同が共有し、年齢や性別、障がいの有無にかかわらず、皆が健康で平等に自立できる会社を今後目指していきます。
このビジネスモデルが成功し、普及して、日本中に馬がいる田畑、元気な身障者、高齢者の方々、そしてそのご家族の笑顔があふれる光景が日常になるように頑張ります。

商品・サービス資料

優秀賞

カフェ菁莪(予定) 波多野 吾紅 さん(55歳)

「ノンオイルにこだわった軽食・スイーツカフェ『菁莪(セイガ)』の運営」

受賞コメント

素晴らしい賞を受賞させていただきありがとうございます。菁莪とはアザミが生育するさまから人材が成長することを表します。人と人が集まり成長していくような場を作りたいとの思いから、カフェ菁莪の創業を思い立ちました。ノンオイルでヘルシーなものが安心して食べられるカフェの創業を応援いただけたら嬉しいです。

事業の概要

サラダオイルやバターが入っていなくともおいしく食べられる軽食やスイーツ、ノンカフェインのコーヒーなどを提供する健康志向なカフェを開業する予定です。
チェーン店は多いが、ヘルシー志向で、かつ落ち着ける小規模カフェが見当たらないので、川崎駅周辺での開店を計画しています。

起業のきっかけ

学生時代からお菓子作りが趣味だったが、仕事のストレスなどから体調を崩したことから、ヘルシーなノンオイルメニューの研究を始めました。
この研究成果と、大手電機メーカーでマーケティングや広告に携わった経験を組み合わせて、ヘルシー・カフェの開業を目指すことにしました。

将来の展望

単なるカフェではなく、ノンオイルのワークショップ等の開催やイベントもしていきたいです。
将来的には、プレゼンやワークショップなどが行えるサロンを併設し、ヘルシー料理だけではなく様々なテーマで地域の方々が集まれるような場所の提供をして、社会貢献につなげたいと考えています。

商品・サービス資料

奨励賞

DulciCraft(ダルシクラフト) 井口 敦 さん(64歳)

「珍しい弦楽器の修理・製作・販売」

受賞コメント

マニアックな世界と思われがちな民族音楽をベースにした事業計画を少しでも多くの方に紹介したいと考え応募しました。
ユニークな楽器・音楽を楽しもうとする愛好家と、海外の製作者・演奏者の架け橋となり、今回の受賞をきっかけにさらに全国の多くの方々に「変わった楽器と豊かな音楽文化」を知っていただけたら幸いです。

事業の概要

国内に千人ほどしか愛好者がいない、マイナーな民族弦楽器(ニッケルハルパ、ハンマーダルシマー及びアイリッシュ・ブズーキ等)の修理や製作等に取り組んでいます。輸入販売も行い、購入者には修理・メンテナンスを付加サービスとして提供しています。

起業のきっかけ

大手電機及び外資メーカーで、国際調達や事業企画に携わりながら、趣味で演奏やギター製作にも取り組み、国内の愛好家や海外の製作者との交流が深まっていく中、ニッチな市場ではあるが、大きなシェアをとることが出来るのではないかと考え、起業を目指すことにしました。

将来の展望

おかげ様でプランを実行に移し工房開業に至りました。全国からマイナー楽器の修理依頼が舞い込み、小さな工房で楽器が修理の順番待ちになっています。修理と並行して楽器のアクセサリー開発を進めるため、家内と理工系の友人の応援により製品開発も進み始めました。マイナー楽器愛好者にとって頼られる存在となるべく努力していきます。

商品・サービス資料

当日のプログラム

当日は346名のご来場と、多くの方に応援頂きました。
当日配布しましたプログラムはこちら。

開催挨拶

運営事務局 銀座セカンドライフ株式会社 代表取締役 片桐 実央

基調講演

ライフネット生命保険株式会社 代表取締役会長 出口 治明 氏

「ライフネット生命の起業物語(直球勝負の会社)」をテーマにご講演いただき、ご自身の起業に至った経緯などをお話しいただきました。

講演の最後には、起業を目指すシニア層に向けて、「起業は様々なタイミングが合うことで実現するもの。
シニアの方々も『今からでは遅い』と思わずに、人との出会いや縁を大切にしながら起業に挑戦してほしい」とエールを送られました。

受賞者によるプレゼンテーション

一次選考、二次選考と厳しい審査をくぐり抜けてきた受賞者6名が、
最後のプレゼンテーションを行いました。

プレゼン時間は3分間。短い時間ではありましたが、
みなさん熱い想いがこもった素晴らしいプレゼンを披露してくださいました。

表彰式

神奈川県知事賞を中島正信副知事から、
その他の賞を事務局の片桐実央(銀座セカンドライフ㈱代表取締役)から授与しました。

交流会

「かながわビジネスオーディション2017」と合同で交流会を行いました。

メディア掲載

次のメディアにとりあげられました。

テレビ神奈川「NEWS930α」

テレビ東京「ゆうがたサテライト」