ゆる起業・定年起業コラム

「50代での起業」と「60代での起業」の違い(第2回)

更新日:2013.06.07

こんにちは。当社は50〜60代という、定年前後での起業をソフトとハードの両輪で支援している会社です。

ソフト面においては起業・経営の事務をサポートしているほか、さらには事業拡大のための支援も実施。毎月100名規模の起業家交流会『銀座アントレ交流会』を開催し、交流・マッチングを行っております。 また、法律面、法令や官公庁への対応などを含む情報発信、経営のサポートもしております。 一方、ハード面においては、銀座でレンタルオフィス『銀座アントレサロン』を3店舗運営し、現在約600社の起業家のみなさんに事務所としてご利用をいただいております。

このコラムでは50〜60代の方を中心とした起業の現状や、起業をする上でのポイント、注意点などをご紹介していきたいと思います。

前回は「定年後の起業の現状」ということで、50〜60代の方は高い就業意欲を持っているが、必ずしも実際の就業には結びついておらず、働く場所、やりがいを求め、起業意欲が高まっているというお話をいたしました。

今回は「50代・60代の起業の違い」についてお話しします。

■「50代での起業」と「60代での起業」はこう違う!

50代(定年前)と60代(定年後)では起業に対する考え方やその経緯が大きく異なります。 【表1】をご覧ください。

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50代では、1番目に「自分の先行きが見えてきた」とありますが、これは決して「もう出世が望めない」というネガティブなものばかりではありません。

60歳での定年退職が何となく見えてきた時、ゴールが見え始めて「自分の人生、これでいいのか?」「そのゴールに向かって本当にこのまま走っていくべきなのか?」と疑問に思う方が多いです。 むしろ、社内で「上手くいけばあの地位まで行ける」とお感じになった方のほうが「だから何なんだ?」と不安を感じるようです。

そこで、既に見えているゴールを目指すのでなく、体力がある50代のうちに起業し、次の夢を見よう、とお考えになる方が増えてきました。

2番目に「退職後、一気に収入なしになることへの不安」とありますが、50代の中には、お子さんの大学の入学金を支払わなければならない方、住宅ローンが残っている方もいます。 しかも、年金だけでは生活費が足りないかもしれない。そんな心配もあり「ならば早めの起業を」とお考えになる方がいます。

そのほかには、今の仕事と「自分のやりたいこととのミスマッチ」を解消するために起業を考える方や、会社がつまらなくて退職し、再就職先を探したら収入が低すぎ「この程度なら起業した方がよほどいい」と考える方もいます。

一方、60代(定年後)では1番目に「定年後、社会とのつながりがほしい」とあります。 定年退職を迎え、いったんゴルフ三昧、旅行三昧の日々を送ったあと「やはり少し寂しい」「せっかくの経験を活かす場がほしい」とお考えになり、まだまだ元気だからということで、退職から数年以内に起業されるイメージです。

次は、「長年温めてきたアイデアを具現化したい」方です。 以前から発明家になりたくて、退職後起業し、さまざまな特許を取得されている方もいらっしゃいます。

「年金にプラスアルファがほしい」という方も多いです。

ちなみに、起業をされる方の中には社会貢献がしたいと考えている方も多いですが、中には「働くのはいいけど、ボランティアは嫌だ」とおっしゃる方がいます。無報酬だと、顧客は必要がなくてもそれを受け入れてしまうので、自分が必要とされているかわからない。お金を受け取って初めて人から評価された気がし、やりがいを感じられる、という心の動きがあります。

そして最後は「仲間がほしい」「自分の居場所を確保したい」という理由です。まだまだ働けるのに、このまま隠居などしたくない、という方が「ならば」と起業するケースも最近は増えています。

50代の起業家は、60代の起業家に比べ、夢の実現、収入の確保などの要素をお持ちの方が多く見られる一方、60代の起業家には「定年後、社会とのつながりがほしい」という方が多い点が違います。

可能性を追求し多少は収入にもこだわりたい50代、少しでも世間とのかかわり合いを持ち人生を楽しみたい60代という傾向があります。

次回は「50代60代の起業に共通する特徴」と「どのような分野で起業するのか」についてお話したいと思います。

銀座セカンドライフ株式会社 代表取締役 片桐実央 プロフィール

片桐実央

行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。

シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。

著書一覧

初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
かながわシニア起業ハンドブック『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
あおもりシニア起業ハンドブック『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)

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