セカンドライフビジネスプランコンテスト2016 開催報告

主催 西武信用金庫/銀座セカンドライフ株式会社 協賛 夕刊フジ/弥生株式会社 後援 東京信用保証協会/東京都中小企業振興公社/東京商工会議所

※本事業は東京都の「インキュベーションHUB 推進プロジェクト事業」の採択を受けて実施するものです。
本コンテストを通じて、⻑年培った経験の中から新しい視点で起業し、社会や経済に貢献が期待できる起業家を応援します。

開催報告

開催にあたって

2016年2月23日に、西武信用金庫と弊社共催の『セカンドライフビジネスプランコンテスト2016』を銀座ブロッサムで開催しました。

今回は、創業予定の人から創業期(創業から10 年以内)の50歳以上の経営者で、日々、経営革新・創意工夫に取り組み、他の経営者の模範となる企業経営・事業展開・事業発展に実績を挙げている方を対象にビジネスプランを募集しました。

当日は一次審査、二次審査と厳しい予選をくぐり抜けてきたファイナリスト8名が、最後のプレゼンテーションを行いました。

プレゼン時間は3分間。
とても短い時間ですが、8名全ての方がその時間内で、熱い想いがこもった素晴らしいプレゼンテーションを披露してくださいました。

コンテストの審査員

西武信用金庫
理事長 落合 寛司 様

銀座セカンドライフ株式会社
代表取締役 片桐 実央

産経新聞社夕刊フジ
新規事業推進室 室長 佐々木 浩二 様

弥生株式会社 マーケティング本部
マーケティング部 部長 吉岡 伸晃 様

特別ゲスト

衆議院議員

鈴木 隼人 様

1977年8月8日生まれ。
東京大学卒、東京大学大学院修了。
2002年、経済産業省入省。2014年、経済産業省を退職し、衆議院議員選挙に初当選(比例東京ブロック)。「認知症予防の会」代表、「育menサミット」代表。

応援コメント

受賞者の皆様、この度は本当におめでとうございます。
微力ながら、シニアの皆様の活躍を応援してまいりたいと思っております。

プレゼンの様子

予選を勝ち抜いてきたファイナリストは全8名。みなさん堂々とご自身のビジネスプランを発表していました。

審査員と会場を満員に埋めつくした参加者は、プレゼンテーションに引き込まれ、会場全体が熱気に包まれていきました。

授賞式の様子

交流時間の様子

表彰式終了後、弊社が毎月行っているアントレ交流会を開催しました。
今回はビジネスプランコンテストの表彰式を兼ねた特別版として開催。参加者はなんと170名!

コンテストが終わって緊張から解放されたファイナリストの方たちが、リラックスして楽しそうに交流されている姿が印象的でした。

交流会に参加された方は、審査員や特別ゲストの方とも積極的に名刺交換をしていました。

コンテストの概要

募集対象

セカンドライフ ビジネスプランコンテスト2016 では、
「スタートアップ部門」と「ベンチャー部門」の2部門でビジネスプランを募集しました。

スタートアップ部門

創業予定者および創業から
3年以内の経営者

ベンチャー部門

創業から
10年以内の経営者

応募条件

  • 個人、個人事業主、法人いずれも応募可能
  • 個人事業主および代表者は50歳以上であること
  • 法人の組織形態は問わない

選考基準

  1. 新規性・革新性
  2. 成長性・将来性
  3. 経営者の資質
  4. 社会的な貢献度
  5. 収益性
  6. 実現可能性

スケジュール

スケジュール 審査方法
平成28年1月15日 申込み締切(必着)
平成28年1月下旬 第1次審査 書類選考
平成28年2月上旬 第2次審査 プレゼンテーション(非公開)
平成28年2月下旬 表彰式・プレゼンテーション
スタートアップ部門
ベンチャー部門

第1次審査
平成28年1月下旬

第2次審査
平成28年2月上旬

表彰式プレゼンテーション
平成28年2月下旬

応募メリット

  1. ビジネスプランを考えるきっかけになる
  2. 受賞により自社PRができ、社会的信用が高まる
  3. 行政や金融機関、メディアなどとつながる機会になる
  4. 優れたプランや特徴のあるプランなどであればメディア等へ引き合いの可能性がある
  5. 出資による資金調達や事業の協力者、顧客とマッチングできる可能性がある

前回コンテストの受賞者

表彰の種類と特典

1.最優秀賞

賞金10万円

表彰状・メディア掲載
レンタルオフィス「アントレサロン」
6か月無料

2.優秀賞

賞金5万円

表彰状・メディア掲載

3.奨励賞

賞金3万円

表彰状・メディア掲載

4 ゆる起業賞

表彰状・アントレ交流会無料参加チケット3回分

5 ベストプレゼン賞

表彰状・アントレ交流会無料参加チケット3回分

6 西武信用金庫賞

表彰状・アントレ交流会無料参加チケット3回分

7 夕刊フジ賞

表彰状・メディア掲載・アントレ交流会無料参加チケット3回分

8 弥生会計賞

表彰状・弥生会計・電子帳簿保存法対応スキャナー
アントレ交流会無料参加チケット3回分

主催・協賛・後援

※本事業は東京都の「インキュベーションHUB推進プロジェクト事業」の採択を受けて実施するものです。

審査員のご紹介

落合 寛司 様

西武信用金庫 理事長

昭和48年4月西武信用金庫入庫。
平成9年立川南口支店支店長、平成14年常勤理事、
平成17年専務理事を歴任。平成22年理事長就任、
現在に至る。
その他、金融庁金融審議会専門委員、中小企業庁中小企業政策審議会委員、同庁サプライヤー中小企業の事業展開のあり方に関する検討会委員、関東経済産業局成長産業育成戦略検討委員会委員、経済財政諮問会議政策コメンテーター委員会政策コメンテーター、一般社団法人先端技術産業戦略推進機構審議役、一般社団法人世界貿易センター(東京)評議員、中野区産業振興審議会委員、学校法人亜細亜学園理事などを務める。

片桐 実央

銀座セカンドライフ株式会社 代表取締役

銀座セカンドライフ株式会社 代表取締役。
行政書士、1級FP技能士、インキュベーションマネージャー。
学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部、大和証券SMBC株式会社引受審査部に勤務。
祖母の介護をきっかけに「ゆる起業Ⓡ」を支援する、
銀座セカンドライフ株式会社を2008年7月に設立。
起業支援サービスを含んだレンタルオフィス「アントレサロン」を、銀座・東京・新宿・池袋・横浜駅周辺に8店舗運営。
創業セミナーの講演は年間100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。

佐々木 浩二 様

産経新聞社夕刊フジ 新規事業推進室 室長

産経新聞社「夕刊フジ」編集局局次長兼新規事業推進室室長。
1987年、早稲田大学政治経済学部卒。
同年、フジ新聞社(現・産経新聞社)入社。
夕刊フジ報道部で政治、経済、社会(事件)、芸能、
デジタル各分野の取材・編集を担当。
その間、96年の夕刊フジ公式ホームページ「ZAKZAK」、
2004年の「夕刊フジBLOG」の立ち上げにも参画。
報道部次長、新規事業部次長、報道部長などを経て現職。

吉岡 伸晃 様

弥生株式会社 マーケティング本部 マーケティング部 部長

2000年 九州大学文学部卒業後、三井化学株式会社に入社。
その後主にハイテク製造業のSCM・BPRに関するコンサルタントを経て、2007年より弥生株式会社に入社。
弥生会計のプロダクトマーケティングを担当した後、
クラウドサービス(弥生オンライン)の立上げに従事。
2016年現在、マーケティング部 部長兼ビジネス戦略チームリーダーとして、全社マーケティング活動の推進に従事。

受賞者のご紹介

最優秀賞

関谷 里美 様

「1本のかぎ針で女性の未来を切り拓く!」

受賞コメント

フィリピン・日本と離れていることや国民性の違いもあり、海外で事業をすることは大変なことが多々あるのですが、今までやってきたことが少しは認められたのかと嬉しく思います。
賞をいただいたことで、自分に出来ることを焦らず一歩一歩進んでいこうと気持ちを新たにしました。

事業概要

低い賃金で働く事を余儀なくされていたり、働きたくても働き口のないフィリピンの女性たちに、雇用の創出と女性の自立を支援。
セブ島とボホール島の女性たち約60人に、かぎ針を用い地産の天然素材ラフィア(椰子の葉の一種)を使用した手編みのデザイン、技術指導をしバッグを製作。
出来上がった手編みのバッグは、日本の大手百貨店などで販売。
工賃の3%をスルシィ基金として積み立て、スルシィで働く編み子さんたちの医療費やお子さんの奨学金などに充てている。
また、現地の刑務所に収監されている女性たちに更生プログラムとして編み物のトレーニングをし、地域に根ざした取り組みにも力を入れている。

この事業を思いついたきっかけ

前職を辞め、観光でセブ島へ行った折、フィリピン女性の手作りだという民芸品を目にし、
ふと「作り手の賃金はいくらなのだろう」という思いがよぎる。
価格から逆算すると、いくらももらえてないはず…。
フィリピンの女性たちの恵まれない労働環境に胸が痛むのと同時に、地産の天然素材・ラフィアを使用した手編みの技術指導を行い、手編みのバッグを作ることで雇用を創出し、出来上がったバッグを日本で販売すれば、彼女たちの自立を支援できるのではないかと考える。
また、働きたくても働き口がなく、たとえ仕事があったとしても低い賃金で働くことを余儀なくされている女性たちがたくさんいることも知る。

将来の展望

国内外の展示会に出展し、OEMの受注、百貨店やセレクトショップの更なる販路拡大を図る。
編み子さんの中からバッグのデザイナーも育つよう、自分でデザインしたバッグを製作するコンペティションを実施し、デザイナーの育成にも力を注ぐ。
街に本屋も図書館もないところで育つ子供たちのために図書館を建設し、地域に根ざした取り組みにも力を入れる。
高校の家庭科の授業に「編み物」を取り入れてもらい、技術を習得し編み物に興味を持った高校生たちを卒業後スルシィで受け入れ雇用を促進する。
かぎ針1本で持続可能なモノ作りを継承できるようにし、「スルシィで働く事が誇り」と言われるスルシィを目指す。

商品・サービス資料

優秀賞+夕刊フジ賞

岡田 喜美子 様

「朝の対話による見守りサービス」

受賞コメント

勉強のつもりで参加しましたコンテストで、思いがけない、優秀賞と夕刊フジ賞 名誉ある賞を頂き感激致しました。
片桐実央さんに個別相談をお願いし今回の高齢者のサポート事業と経済産業省の支援の相談を致しましたら、「思い切ってやって見たら」の後押しで、今回の賞に繋がりました。
ありがとうございました。

事業概要

独り暮らしの高齢者をサポートする、対話を重視した「朝の対話による見守りサービス」。
朝の7時~10時に直接、電話で会話をしながら、体調などを確認するサービスです。
なぜ朝の見守り、朝コールが必要なのか?と申しますと、高齢者は日中元気でも、一晩で健康状態が変化いたします。電話の声の調子で体調がわかります。
「夜ぐっすり眠れましたか?」夜の状況も伺い、声がおかしい、話がうまく出来ない、ろれつが回っていない、手足のしびれなど、寝て起きた体の変化まで聞いて差し上げております。
高齢者が求める何げない日常会話を提供しながら見守っております。
夜中に体調が急変し、朝の電話連絡が取れない時にはご家族にお知らせしております。

この事業を思いついたきっかけ

社会福祉は、単に生命の保持(呼吸をすること)を保障するだけではなく、高齢者に自己表現や生きる意欲を持ち続けてもらうことが重要であると考えます。
高齢者の見守りについては、大手企業がいろいろなサービスを展開しています。
機械やシステムの一方的な見守りが多く、
本当に血の通った見守りサービスになっているのだろうか?という疑問をいだき、
生活を活き活きさせる会話を重視した「朝の対話による見守りサービス」が必要と考え、
コミュニケーションパートナー株式会社を設立いたしました。

将来の展望

厚生労働省の対策の中に「安心につながる社会保障」(介護離職ゼロ)という働く環境の改善がございます。
社会問題となっている、介護による離職者は10万人を超えていると言われており、
弊社ホームページから企業の問い合わせも多く、高齢の親を抱えて勤務している社員の方々に安心して仕事ができる、企業をサポートする見守りサービスを提供したいと考えております。

商品・サービス資料

奨励賞+弥生会計賞

櫻井 重 様

「日本の田舎の景観をアピールし活力を取り戻す為の
”田舎と都会を繋ぐプロジェクト”」

受賞コメント

事業を殆ど一人で考え実行している中、思考方法が唯我独尊となってはしないのかと思い応募しました。応募するなら第三者が理解・納得・興味を示してもらえる様な特色を出した事業計画で臨んだつもりです。
その結果受賞ができ、今後の事業の励みと活力をもらい、別な視点からのビジネスモデルの実現に追い風を得ました。

事業概要

「田舎と都会を繋ぐ架け橋となる代理店」としての企業理念に基づきツアーの企画・実施の事業を行っています。結果として地域の活性化、限界集落の歯止めとなるきっかけが創れる事業を基本に置いております。

事業の内容:

1.主に都会のシニア世代の方々を対象として田舎にご案内し田舎と都会との人的交流・地域間交流の礎とする事ができるツアーの企画・立案。

2.海外のお客様に日本の田舎を紹介して日本の様々な一面を感じて、
体験して頂くツアーの造成。

3.ニッチな領域での特色あるツアーを企画し興味のある団体・個人にご紹介する。

4.国内・海外を問わず、移動(エアー・鉄道・バスなど)・宿泊・イベントチケットなどの手配を行う。

この事業を思いついたきっかけ

今は政府の看板政策としての「地方創生」と言う言葉が出ておりますが、それ以前に「過疎化・限界集落」という現実が地方のあちこちで既に始まっていました。
近未来的に日本全体を考えた時に地方がすたれて都会に益々人が集まってくる現象はやがて日本全体の活力をそぐことになりはしないのかと感じていました。
また、その頃は団塊の世代の方々も会社の退職年齢に近づいており、この世代がリタイアした後には時間とお金を持つ世代が増えてくることが予測され、その方々に向けて地域活性化の一助となるツアーをビジネスとして造成できたら面白いのではないかと思ったのがきっかけです。

将来の展望

1.継続的な地域間交流を活性化させるような企画の立案:
同じコンセプトを持つ地域の団体との協同事業により、より地域の特色を活かした地域密着型ツアーの造成。

2.ニッチ領域でのツアー造成:狩猟ツアー、歴史ツアー、
田舎料理ツアーなどのツアーの造成。

3.車椅子生活者や外出が難しいシニア世代に対する介助ツアーの構想。

4.さまざまな業種の方々を巻き込んでツアーの造成を図り、
お互いの事業の協業の実現を求める。

5.働く意欲があるシニアに対してその豊富な経験力を活かしたツアー事業の仕組みを構築し、
新たなビジネスモデルをデザインする事。

商品・サービス資料

ゆる起業賞

森 雅人 様

「フィリピン貧困地区の少女に生きる夢を与えるMNL48 プロジェクト」

受賞コメント

事業化していない案に対して賞をいただくことができありがとうございました。
今現在、本当の実現まで後一歩のところまで来ています。
この賞の受賞で、事業案として成立している証明となり、事業説明がとても楽になりました。
実現した場合の社会的なインパクトはとても大きいと自負しています。

事業概要

1.海外で立ち上がるアイドルグループで、
貧困層、ストリートチルドレン等から数名別枠でメンバーを取ってもらう。

2.そのメンバーの教育支援、衣食住等の支援を我が団体でクラウドファンドを使って行う。

この事業を思いついたきっかけ

JICAシニア海外ボランティアとして神奈川県からインドネシアに2年間派遣され、現地で主として理数科教員の指導をしてきました。
途上国の現状を見るに当たり、貧困層の子供たちに生まれながらにしてチャンスがほとんどないと感じました。
この貧困層の子供達に何かしらチャンスを与えたい、生きる希望を持ってもらいたい。
そのために本事業を10年間かけて考えてきました。

将来の展望

事業化できたらインパクトが本当にあると思います。
私の団体だけでは無理なので、共同して事業を行える社会企業、学校法人、国、地方公共団体をさがしています。
将来的には海外で立ち上がったアイドルグループを宝塚のような学校法人化を視野にいれて動いています。

ゆる起業賞

鈴木 英雄 様

「自転車パンクに関する事業」

受賞コメント

このたびは受賞させていただき有難うございます。
また、当日は受賞者の皆様はじめ多くの方々との会談もあり有意義な一日でした。
これを励みにさらに発展させていただきたく存じます。

事業概要

知的財産研究開発事業化を営んでおり、
今回受賞したビジネスは【特許】パンク激減・ご機嫌チューブで、
他に平面画像の立体認識区分、願い事浮き出し文字純金入りお守り、
誰もが簡単確実にパンク修理ができる一体型パンク修理パッチの特許(その他有)を初め、
文化庁著作権登録「歴史将棋」「下克上」などが好評発売中です。

この事業を思いついたきっかけ

自分自身が自転車でのパンクが多発しその修理の失敗から、
簡単確実にパンク修理できるパンク修理パッチガイドを考案し特許取得しました。
(その後さらに改良した一体型パンク修理パッチの特許を取得)
しかし、パンクしたチューブは次々とパンクがおこり、チューブ交換をする羽目となりました。
そこで、空気クッションでパンクが激減するチューブを開発し、最初の実走行実験(26インチママちゃり)1回の空気注入で段差・悪路・草むら・歩道・舗装道路・時砂利道等を夏から翌夏まで3000km以上走行しパンクが1回もせず・また、700-23cロードバイクでパンク確実と言われる10cmの段差・砂利道等の悪路800mを100周以上100kmを実走行しパン無しの結果等から発売。

将来の展望

日本国内はもちろん、外国にも認知を広め、パンク激減効果により、貧困や悪路による通学区困難、荷物運搬、病院等への移動に活用して発展途上国のお役に立てたく存じます。
また、通学通勤サイクリングにおけるパンク問題にも一役買いたいと思います。

商品・サービス資料

ベストプレゼン賞+西武信用金庫賞

大西 俊太 様

「リアルとバーチャル(VR)をリンクさせた体験型教育サービス」

受賞コメント

このたびは、西部信金賞、ベストプレゼン賞をいただき、ありがとうございました。
大変光栄です。
一緒にやってきた仲間に支えられてここまできましたが、
そのビジネスプランを評価いただき、うれしい限りです。
これを励みとして、事業化の実現へ向けて進みたいと思います。

事業概要

子ども向けのリアルとバーチャル(VR)をリンクさせた体験教育サービスを行います。
現実の世界での野外活動などリアルの体験と合わせてVRの世界で同じような体験することによって、教育効果をより深めることができます。
リアルな世界の『本物感』を大切にしながらバーチャルな世界で『現実を超越』したわくわくした演出を加えます。
それによって、教育性を重視しつつ、
こどもたちが楽しみながら『思考力』、『判断力』、『表現力』などこれからの社会を生き抜くために必要な力を身につけることができる教育サービスです。

この事業を思いついたきっかけ

3名の若いメンバーと一緒に、何かワクワクするようなことをやろうと、1年近くビジネスプランを考えてきました。
その中で将来を背負う子どもたちにとっても、ワクワクしながら学べる場を提供できないか、
しかも、これまでにない新しい教育事業として何かできないかと考えたのがきっかけです。
特に最近の子どもたちには、友達と一緒に野外で遊ぶような「体験」の機会が減っています。
それを補う体験教育の場を新しい技術を使って提供しようということを考えました。

将来の展望

現在、ビジネスプランの実現へ向けて準備を進めており、教育関係者やコンテンツ制作者との打合せを行っています。
次のステップとして、サービスのプロトタイプ開発へ向けて事業化を進めます。
将来的には、バーチャル体験ができる店舗を開設してサービスを開始するとともに、
リアル体験カリキュラムもパートナー企業の協力を得ながら、多くの子どもたちに参加してもらえるようにしたいと考えています。

商品・サービス資料

入賞

中村 清悟 様

「見守りシステム 『OYAKOKO』」

受賞コメント

この度は、セカンドライフビジネスプランコンテストで入賞をいただき、
誠にありがとうございました。
これを励みにして、さらに良いサービスにして行こうと思います。
開発に協力していただいた皆様に感謝致します。

事業概要

離れて生活する親が心配な家族のために、シニアの生活をサポートするスマホアプリOYAKOKO®を提供しています。
特徴は、親が持つスマホアプリのアラーム、電話、Webの設定を、
子供のスマホやパソコンのブラウザから遠隔で行えるようにしたことです。
親はボタンを押す操作だけになりますので、スマホに不慣れな方も、電話したりブラウザで情報を見たりできます。
緊急電話、アラーム無応答、一定時間操作がない場合には、見守る人に警告メールが送られ異常に気付くことができます。
また、GPS情報を記録していますので、
現在地や移動ルートを参照することも可能になっています。
OYAKOKOは親ココ、親孝行にかけてネーミングしました。

この事業を思いついたきっかけ

自分の母が、電車で約30分離れたところに住んでいるのですが、数年前の夏に軽い脳梗塞を発症してしまいました。
その時は、仕事を手伝っている私の妻が異変に気付き病院に連れて行ったため、あまり重症にならずに済みましたが、視野と手に後遺症が残ってしまいました。
部屋に緊急コール装置とセンサーを付けていたのですが、その時は役に立ちませんでした。
このような状況のときに、異常を知らせてくれるサービスを探したのですが、ぴったりくるものはありませんでした。
私自身IT技術者なのですが、自分に役立つものであれば、社会にも役立つだろうという思いで、この見守りサービスを開発しました。

将来の展望

当面は中高年、シニアに特化したアプリを開発して行きたいと考えています。
スマートフォンのシニアへの普及率は、まだまだですが、10年後には相当な普及率になって一般化しているはずです。
それまでに、OYAKOKOを核にいろいろなサービスを開発し、
シニアのポータルアプリに育成できればと思います。
スマートフォンとセンサーデバイスとの連携もニーズがありそうなのでチャンスがあれば取り組みたいと思います。

商品・サービス資料

入賞

慶長 久和 様

「手書きのコミュニケーション『nagomi』(SNS)」

受賞コメント

受賞いただいたことに感謝しています。
シニアビジネスにチャレンジしていますが理解いただけないことが多いですが受賞いただけたことで自信もって活動できます。
今後もセカンドライフビジネスプランコンテストはシニアの励みになりますから、
引き続き継続をお願いします。ありがとうございました。

事業概要

今まで使っているタブレット、スマートデバイス(Windows・Android端末、iPhone、iPad)を使い、写真・画像を共有、“双方向での手書き対話が可能となり”、音声や文字のみだけでは伝えきれなかった情報のやり取りを可能にする『nagomi』(SNS)の構築・サービス展開です。
スマートフォン・タブレットが「バーチャル・ホワイトボード」のように自由に手書きができる“筆談”のコミュニケーション・システムです。
SNSというITサービスは多くありますが、写真・画像やホワイト画面に手書きで書き込んで相手とリアルタイムに交流ができるSNSは新しい感覚のITサービスである。

この事業を思いついたきっかけ

高齢者が今後本格化するデジタル化社会へデジタルディバイドや孤立感にならないようにソフトランディングしながらスマートフォンやタブレットのデバイスに違和感を与えないようにする。
シニア・親子間の交流から介護施設や老人ホーム及び福祉施設から離れている家族との交流の活用。特にシニアのボケ・認知症及びアルツハイマーなどの防止ができて医療費軽減につなげること。手書きで書き込むことが脳の活性化になる。
キーボードタッチパネルからの入力をしないから簡単である。
スマホで自撮りした後で「キーボードタッチパネル」から入力するより撮った画像に直ぐに手書きで書き込みしたほうが簡単で速く相手へ送る。
やはりシニアは手書きができると使いやすい!
その時の「気持ち・感情・感動・情緒・情動」(エモーション)を気軽に楽しく伝えたい。

将来の展望

政府は2020年の日本を訪れる外国人観光客の目標数を2000万人から3000万人に引き上げましたので日本国のファンづくりに外国人の方へ手書きのコミュニケーション『nagomi』(SNS)のアプリを提供して楽しく利活用してもらいたい。
Wi-Fiのハードウェアだけを提供するのでなく楽しく利用できるジャパン・クオリティのアプリ(ソフトウェア)を提供したい。
日本の訪日のファンづくりに貢献することにより海外の利用者を増やしていきます。
国内の事業展開と同時に東南アジアへ早期に進出したいです。
この手書きのコミュニケーション「nagomi」(SNS)は日本の福祉・教育・観光及びビジネスなどのあらゆるICTのプラットホームになる。

商品・サービス資料

受賞の様子

受賞者集合写真

受賞者への贈呈品

受賞がきっかけで掲載されたメディア