宮田 南方三 様・大隅 聡子 様のインタビュー
宮田 南方三 様・大隅 聡子 様
(株式会社サポラボ・
一般社団法人日本スマートナデシコ協会)
1人のママも取り残さない!
学ぶためのパソコンを届ける
(目標額:300,000円)
プロジェクトの概要

学びたいのに、学ぶことができない環境をどうにかしたい
私たちは、「子供の貧困」や「教育格差」を無くすことを最終的な目的として、
ママが経済的にも精神的にも豊かになれるようにと、2022年2月に自宅で学べるオンラインスクール「ディベカレ」のモニター生の募集をしました。
それは、外で働こうと思ってもいろいろ制約の多いママたちが、
「Web制作」「SNSマーケティング」「動画編集」「DTPデザイン」等の需要が高いデジタル技術のスキルを身につけることで、時間に縛られず自宅で仕事ができるようにと意図したものです。
ところが、モニター生の募集を開始して間もなく、思ってもいなかった問題にぶつかりました。
学ぶ意欲はあるのに「パソコンがない為に申し込めない」という切実な声をいただいたのです。
子供のために今より少しでもよい生活にしていきたい。でも、そもそもその頑張る環境を整えることができない。
そんなリアルな現状を目の当たりにし、大きなショックを受けました。
それでもママたちは、学ぶことで生活や人生を変えたいという強い気持ちがある。
そんな気持ちを痛切に感じ、「学ぶことをあきらめてほしくない。何か、私たちにできることはないか。」と手段を検討していた中、
「パソコンが無いなら、貸し出し用パソコンを用意しよう!」と考え、クラウドファンディングを立ち上げました。
このプロジェクトを通じて、DX推進の担い手として、環境に左右されない働き方として、女性のリモートワーカーを増やしていきます。
クラウドファンディングを利用した目的
私たちの「想い」に共感してくれる方とつながりたい
自分たちでできることには限りがあります。だけど、同じ母親として頑張る皆さんの力になれることは、何かあるはず。
一人の力は小さくても、子供のために頑張るママたちのためにできることはないか。私たちだけでパソコンを何台も買えるほど潤沢な資金もないし…考えた末にこの想いに共感していただける方々からの支援を募る方法として、クラウドファンディングをやってみようと思いました。
資金を調達しようにも、何をしたらいいのか、どうやって始めたら良いのか方法がわからない。
「想い」はあるけど、どうやって伝え、どう支援してもらえば良いのかわからない。
そんな私たちにとって、想いを大切にしながら、共感してくれる方々から支援を集められるのがクラウドファンディングでした。
支援を行った取扱CF事業者に対する感想

手取り足取り教えていただいた
今回、クラウドファンディング事業者の担当の方に手取り足取り教えていただきました。
事前準備からプロジェクト終了まで、告知や配信の方法など自分たちでは考えつかないような手法を細かく教えていただき、的確な時期に配信をすることで目標としていた額を大きく上回る額を支援していただく結果となり、とても感謝しています。
クラウドファンディングを利用して、良かった点・苦労した点
良かった点
- 自分たちが想像していたより、はるかに多くの方に支援をしていただきました。 見ず知らずの方が私たちの思いに賛同し、金銭的な支援だけではなく、このプロジェクトを広く知っていただけるように拡散してくださったことや、いろんな方の思いでプロジェクトを成功させられたことがとても良かったです。
苦労した点
- フェイスブックやインスタグラムで告知しましたが、なかなか結果に繋がらず試行錯誤を繰り返しました。プロジェクトを盛り上げるために複数のSNSサイトで連日ライブ配信を行いました。
今後、クラウドファンディングを利用する方へのアドバイス
大事なことは楽しんでやること
二人でこの企画を考え、進めてきたことが成功のカギだったと思っています。
一人でやっていたらここまで頑張れたかわかりません。
お互いのそれぞれ得意なことを活かし役割分担して進めたことが良かったと思います。