中嶋 信 様のインタビュー

中嶋 信 様のインタビュー内容

中嶋 信 様
(合同会社ACT)

子どもたちの日常に自然体験を取り戻す「コドモタイケンナビ」を知ってもらいたい

資金調達額
2,120,410
(目標額:2,000,000円)
支援者数
104

プロジェクトの概要

こんな時代だからこそ体験してほしい

私たちは、「コドモタイケンナビ」というポータルサイトを作りたいということで
プロジェクトを始めました。

そもそも自然体験活動・キャンプといった、子どもたちが野外体験活動をする教育コンテンツがあり、
主として自然を通した教育をしています。

新型コロナウィルスの感染拡大により自粛生活が始まり、
子どもたちの自然体験活動ができなくなりました。
その影響で業界全体の業績も悪化し続け、なんとかこの状況を変えたいと考えていました。

全国に体験など自然教室や教育キャンプを行う事業者は3500以上あります。内容も違うし、金額も、場所も違います。
そんな中で、お客様から比較できるようなサイトが欲しいとの声が以前からあり、業界全体の認知度も高めたいという気持ちも
あったので、クラウドファンディングを使って全国の体験学習ツアーを集めたポータルサイトを作ることにしました。

親子で一緒に選んでほしい

今回のプロジェクトは、全国にたくさんある自然体験活動の内容を比較できるポータルサイトを作成するために実施しました。
保護者からすれば情報量が増えること、比較検討ができるというメリットがあります。お子さんも見ることができるので、
どの体験がいいかなど見てもらう機会が増え一緒に選んでもらうことで、自分事としてとらえやすくなり、結果として参加者の増加が
見込めるのではないかと思いました。またゲーム感覚で選んでもらい、自然体験を通して子供たちの成長につながればという思いも
ありました。


クラウドファンディングを利用した目的

業界全体を盛り上げていきたい

自然体験活動は子どもの参加が殆どです。しかも自然相手なのでケガなどにも気を付けなければなりません。

各団体でイベントを企画して実施していますが、大型バスの貸し切りなどを行う場合、
旅行業者と提携しないと、手配、販売はできません。

私たちのように旅行業の資格を持ち、すべて企画から販売まで出来る事業者もいれば、そうでない事業者もいます。
ケガなどされてしまうと、事業者にとっては死活問題になります。
イベントを企画しても、旅行業者と提携できない場合も出てきます。

このような実態がある中で、お客様に自然体験活動を安心安全に楽しんで頂きたいという想いから、
業界全体を盛り上げるために実施しました。


支援を行った取扱CF事業者に対する感想

プロジェクトにあったクラウドファンディング事業者を選択することが大切

クラウドファンディング事業者を選ぶ際、PV(PageView)数が多いところはどこかと考えたときにCAMPFIREさんだったので、まず、CAMPFIREさんが候補に上がりました。

ソーシャルグッドの多いサイトという選択肢もあったのですが、当時は掲載数が増えている中で、
埋もれてしまう可能性もあるかもしれないと思い、ソーシャルコンテンツに特化しているCAMPFIREのGoodMorningさんに決めました。

あと少しで達成しそうな状態の際に相談をし、達成するために「話題のプロジェクト」という形で
掲載いただけたのは、プロジェクト達成の後押しとなり助かりました。


クラウドファンディングを利用して、良かった点・苦労した点

良かった点

  • 「コドモタイケンナビ」という、今までになかったサービスをお届けできた。
  • 関係者や取引先の方がプロジェクトを見てくださって、「頑張って」など声をかけていただきました。
    何人の方が応援してくれているなど可視化できたこと、知り合いも応援してくれているのがわかって良かったです。

苦労した点

  • 他のプラットフォームをみていると目標金額を低く設定して、目標達成率を高く見せているところが多かったので、
    目標金額の見せ方は大事だと思いました。
  • 目標金額を達成するまでは正直不安な日々でした。

今後、クラウドファンディングを利用する方へのアドバイス

臆せず進め!

目標金額など決めると思うのですが、ファーストゴール、セカンドゴールの設定によって見え方が変わってきます。
達成する速さや、広報としての見せ方を考えて設定すると良いと思います。

あとは、プロジェクトを始める段階になって、資金が集まらなかったらどうしようという気持ちがあると思います。
ですが、臆せず進めです。

そんな時にクラウドファンディング事業者の方がノウハウなどアドバイスしていただければ、
起業したいけれど資金がないという方にも、もっとビジネスチャンスになると思います。
スタートアップの会社がクラウドファンディングを利用するのはとても有効だと思います。