原田 幸枝 様のインタビュー

【ベルツ株式会社】原田 幸枝 様のインタビュー内容

原田 幸枝 様
(ベルツ株式会社)

「表面は黒焦げなのに中身はふわとろ」バスク地方のチーズケーキを多くの人に届けたい

資金調達額
1,683,500
(目標額:1,000,000円)
支援者数
456

プロジェクトの概要

チーズケーキのパッケージ

バスクチーズケーキの美味しさを知ってもらうために

スペイン・バスク地方のチーズケーキは、「表面は黒焦げなのに中身はふわとろ」という今までのチーズケーキにはない食感を楽しめます。ワインのおつまみにもふさわしく、ブラックペッパーなどをかけてもおいしくいただけます。現地ではバルで出されており、その美味しさを体感して、ぜひこれを多くの人に伝えたいと店舗を出す計画を立てたのです。

日本ではバスクチーズケーキの認知度は高くありません。その認知度を上げ、多くの方に美味しさを体感してもらわなくてはと考え、クラウドファンディングを利用することに決めました。プロジェクトは無事達成でき、2018年8月31日、広尾に「BELTZ(ベルツ)」をオープンしました。支援していただいた方々が、遠くからも商品を受け取りに訪れてくださっています。このお店にはスタッフのこだわりがつまっていますので、見に来ていただけてうれしいです。そうしたリピーターを獲得できたことはとても大きいですね。


クラウドファンディングを利用した目的

店舗の内装

ファン獲得のためと通販オペレーションの試行として

バスクチーズケーキそのものの味には絶対の自信があったのですが、どうやって多くの人にPRするかが大きな課題でした。当初はSNS利用を中心に考えていたのですが、知り合いと話しているとき、「クラウドファンディングをPRの一環として活用したら?」というアイデアが浮かびました。なので、資金調達というよりプロモーションを行うのが目的となりました。オンラインショップ開設も予定していて、ネットでの反響を知りたかったこと、そして自分たちが通販でどうオペレーションすればいいのかを調べてみたかったこともあります。

今回のクラウドファンディングは、資金調達がメイン目的ではないというものの、支援者の方々に満足していただけるようなリターンにするためには、かなりきびしい予算設定で進めなくてはならず、採算割れになる可能性もありました。なので、今回東京都に利用手数料を補助していただいてとても助かったのです。都のクラウドファンディングの補助制度についてはその存在を弊社の公認会計士から教えてもらい、都のホームページで情報収集し、申し込みました。この仕組みはすごくいいと思います。

支援を行った取扱CF事業者に対する感想

商品の一例

広報宣伝に役立ったユーザー分析

複数のクラウドファンディング事業者と面談させていただき、たくさんのユーザーを抱えていらっしゃるということで、今回の事業者に決めさせていただきました。利用して、システムがとてもしっかりしていると感じました。また、ユーザー分析もすごいですね。その分析を広告戦略(エリア選定)に活用できました。

あと、リターンの決め方などについてもアドバイスいただけましたのはありがたかったです。たとえばクーポン1000円分を500円2枚にしたらどうかなど、自分たちではなかなか気がつかないところですね。


クラウドファンディングを利用して、良かった点・苦労した点

良かった点

  • プロモーションに成功した点
  • マーケティングに役立った点
  • 支援を通じてリピーターが生まれた点

苦労した点

  • 開店準備と文章作成、写真選定などの作業との両立
  • プライシング(価格設定)

今後、クラウドファンディングを利用する方へのアドバイス

お客様の足を店舗に向ける方法として有効

今回、はじめてのクラウドファンディングでしたので、最初すごい緊張感がありました。けれどもやってみて、やはりプロモーションとしては有効だということがわかりましたし、見込客づくりのマーケティングにも役立つことは実感できました。私たちのようなジャンルで、400名以上に支援されるプロジェクトってそんなにないのではないかと思うのです。

私たちの店舗(ベルツ)は広尾にありますが、恵比寿駅から多少歩くところです。ブランド性は高いと思うのですが、そんなに利便性のいい場所ではありません。でも、そこにわざわざ多くの方が来てくださり、本当にうれしいです。それはクラウドファンディングのプロモーションの力かなと思います。多少不便な場所のお店でも、商品価値に自信があるところはクラウドファンディングを検討してみてはいかがでしょうか?

店舗の外観