軸屋 歩 様のインタビュー
軸屋 歩 様
(Pisolina)
女性がライフステージの変化を楽しめるお店にしたい!
マタニティ・産後ケアサロン2号店
(目標額:1,000,000円)
プロジェクトの概要

マタニティ産後の方々が繋がれる空間
Pisolinaの1号店は、コロナ禍で孤独を感じるママたちを癒したいとの思いから、
2020年に立ち上げた整体サロンです。
2020年はコロナ禍の真っ只中でしたので、世間に混乱と不安が蔓延する中、
当時の私はフリーランスとして、都内の産婦人科でマタニティ期や産後の女性に整体施術を行っていました。
しかし、緊急事態宣言により施術も中止になり、コロナの影響で多くの女性が制約を受け、
「孤独」を感じる姿を目の当たりにしました。
「この状況をどうにかできないか?」そんな思いから、
マタニティ期や産後のママを「整体施術」を通じて、サポートする挑戦が始まりました。
多くの「制約 」を受けざるを得なかったコロナ禍でも安心してご来店いただけるよう、完全個室の空間で施術を行って参りました。
社会環境の変化にも柔軟に合わせながら、ママやそのご家族に向けた楽しいイベントや役立つ情報提供を実施することで、
身体のサポートだけでなく、心の安らぎも感じていただけるお店に成長しました。
そして、沢山の産前・産後の方とお話しする中で、もっと女性がライフステージの変化を楽しめる場所を作りたいという思いで、
二子玉川に2号店をオープンしました。
1号店の約3倍の面積を有する2号店では、マタニティ期や産後の女性への整体施術を行いながら、整体サロンの枠組みを超えて、
より多くの女性が笑顔で生きる為の様々なサポートを行っていきます。
- (1) 施術中にお子様が遊んだり、見守りサービスを受けられるキッズスペースの設置
- (2) ママ・女性同士が繋がる、おしゃべりエリアの設置(コミュニティの運営)
- (3) サロン認定セラピスト育成講座の開講とその修了生が活躍できる仕事・職場の提供
女性の元気と明るさで周りも楽しくなる
女性の元気や明るさは周囲に伝染すると思っています。産前・産後でなくても自分らしく進んでいく女性は素敵です。
現代社会では、ライフステージとして結婚しママになった時に、特に負担が大きくなり、様々な悩みを抱えていると感じています。
核家族化や地域関係の希薄化により、孤独な子育てに陥ってしまっていたり、女性の社会進出により、
キャリアと理想の育児の狭間での悩みなどの様々な課題に直面する女性たちが、安心して自分らしく進む為のサポートを、
心身両面から総合的に行うことが、当サロンの信念です。
多くの世帯が核家族であるがゆえ、精神的に孤独な育児になってしまったり、物理的に子育てのサポートや体力が足りず、
結果的に作り上げてきたキャリアをストップせざるを得なくなったりする方もいます。
こうした状況を前向きに乗り越えていくためには、ママの「ココロ」と「カラダ」を整えることがとても大事だと考えています。
出産前・出産・産後は、体の変化による負担が大きく、不調を招きやすい時期だからこそ、サポートは欠かせません。
健康に過ごせることで、周囲にうまく頼れる余裕が生まれるし、他人に優しくされることで、母親の自己受容感が高まり、
心が健康になって自分自身にとって、より良い判断ができます。
その為に、産前・産後の女性を多面的にサポートする場所があるべきだと考えています。
クラウドファンディングを利用した目的
2号店オープンの資金調達としてはもちろんですが、クラウドファンディングを通じて、私の思いを伝えたいと考えていました。
サービスの内容等を宣伝する場は多数ありますが、どういう思いでこの事業に取り組んでいるのか、
どういった方の助けになりたいのか、社会をどう変えていきたいのか、といった「思い」を伝える場所は多くありません。
クラウドファンディングは、プロジェクトページにサービスの内容だけでなく、「思い」を乗せて多数の方に届けることができます。
表面的な部分だけでなく、深部まで知っていただけることで、まさに文字通りの「支援」をいただけると思います。
また、以前からの知り合いにもより深く自分が取り組んでいることを知ってもらえて、
支援はもちろん、プロジェクト自体に協力してもらえ、予想していなかった効果がありました。
支援を行った取扱CF事業者に対する感想

私の知人の中に、たまたま今回利用した事業者の関係者の方がいて、ご紹介いただきました。
担当者は、別の方でしたが、私と同じく子育て中の方で、プロジェクトに深く理解、共感をいただいて、
二人三脚で進めることができました。
掲載写真等のアドバイスをいただきながら、思いを伝えたいという私の意向を重視した、
プロジェクトページ作りを助けてくれて、とても感謝しています。
また、連絡のレスポンスも早くスムーズに進めることができました。
クラウドファンディングを利用して、良かった点・苦労した点
良かった点
- 思いを多くの方に知ってもらえたこと。
- 知人など、周りの方々にも協力してもらえて、繋がりが広がったこと。
- プロジェクトが成功したことで、店舗の信頼性も上がり、自信にも繋がったこと。
苦労した点
- 長い文章を書く経験があまりなかったので、ページレイアウトや文章構成に苦労しました。
自分が伝えたいことを、より多くの方に届くようにするにはどうしたらよいかと試行錯誤を重ねたこと。
今後、クラウドファンディングを利用する方へのアドバイス
周囲を巻き込んでお祭り感覚で楽しもう
クラウドファンディングのことをほとんど知らなかったので、事前に本を購入して読んだり、調べたりしましたが、それでもいざ始めてみると初めて経験することが多くて、簡単ではないと感じました。
短期間なので自分にできることは、事前準備しておくことをお勧めします。
当初、プロジェクトを一人で進めるつもりでいましたが、周りに相談するうちに協力してくれる方々が増えていき、
最終的には多くの方に協力いただきました。
一人でやれることには限界があります。周囲の方を巻き込んで、協力者を増やし、お祭りやイベントのように、
スピード感をもって楽しんで進めていくことが、目標達成の近道だと思います。