吉村 奏 様のインタビュー
吉村 奏 様
(suNest)
「子育て」を「孤育て」にしない。私も輝ける子育てサロン
(目標額:900,000円)
プロジェクトの概要
「ママ」も「わたし」も大事にしたい。ママは家族の太陽だから!
都会の子育ては、「孤育て」になりがち。仕事で忙しいパパは夜遅くまで不在が多く、いつもママと子供だけだから「ちょっと見ててほしい」が出来ない。コーヒーを飲むことはおろか、トイレにすら落ち着いていけない。
そんな毎日で、ママは元気でいたいのに、どうしてもそうできない自分がいる。
保育士である私は、そんな環境で子育てをしていて、つらい思いを独りで抱えるママは多いと感じてきました。
「ママ」である私も大事。だからこそ、「わたし」も大事にしたい。
そんなママの気持ちに寄り添える、子育てサロンを作りたいと思いました。
お子さんを預かるだけでなく、子供にもママにも楽しい子育てサロンを作りたい
子育てサロンをはじめとする託児サービスは、行政や福祉サービスなど数多くありますが、私たちはまた別な視点からの子育てサロンを作りたいと思いました。
具体的には、ママたちの綺麗、楽しい、おしゃれをサポートし、ママたちに女性としても楽しんでいいんだよって伝えられる、それをサポートさせていただくサービスを含む、全く新しい子育てサロンにしたかったのです。
今回のクラウドファンディングプロジェクトは、そんな子育てサロンを作るための資金を集めてます、と言った内容で立ち上げました。
従来の子育てサロンは、親子で来て交流するといったような形が多く、もちろんそれはそれで必要なものですが、それだといつまでも子供はママから離れず、交流もママ同士のものになって、ママはいつまでたっても母親でいなければいけない。例えばママ同士の交流が苦手だったり、ママが短時間でも子供と離れる時間が欲しいなど、私の周りで「こんなのがあったらいいな」という声を形にしました。
でも、ママは子どもを預けて「自分一人の時間を求めること」に罪悪感があります。どうしたらそれを軽減できるかを考えました。
そこで思いついたのは、お子さんを預かる託児所に習い事ができるスクールの要素があったら、お子さんも楽しんで学びながら時間を過ごし、その時間ママは「わたし」に戻って、自分の時間を過ごす。
ママから離れて一時的に過ごす場所が「ママを待つ場所」ではなく、「楽しい場所」と子供が感じ、充実した時間を過ごせていると思えればこそ、ママは短い時間でも自分の時間を満喫できる。
そんな風にママを応援する子育てサロンを作りたくて、今回のプロジェクトを発足しました。
クラウドファンディングを利用した目的
想いに共感して頂ける人と一緒に作りたかった
資金調達の手段はいくつかあるとは思いますが、クラウドファンディングを利用したのは今の「孤育て」の現状を知って欲しいという想いと、この結果を子育てをしているご家族の方々に伝えたいという想いがあったからです。
クラウドファンディングで私たちに賛同してくれた色々な人の力・想いが集まって作った子育てサロンにしたいと思いました。
支援を行った取扱CF事業者に対する感想
「想い」を大切にしたいから、READYFORさんにお願いしました
色々なクラウドファンディング事業者様のホームぺージを拝見しましたが、READYFORさんは想いを集めたいというコンセプトのプロジェクトが多いと感じ、自分のプロジェクトの趣旨に沿ったものにしていただけるのではないかと、READYFORさんにお願いしました。
本来、プロジェクト公開は4月を予定していました。しかし予想もしていなかったコロナ禍に突入し、緊急事態宣言が出ていた時期でもあり、みんなが苦しい時にプロジェクトを公開するのは憚られました。そういった相談にも親身になって乗ってくださいました。
また自分自身もコロナ禍という未曽有の状況で、落ち込んでしまったりどうすればいいか分からなくなってしまった時、前向きな言葉でアドバイスして励まして頂き、本当にありがたかったです。
プロジェクト遂行するにあたり、色々な面で手厚いサポートをして頂きました。
クラウドファンディングを利用して、良かった点・苦労した点
良かった点
- 自分の想いを形にして、発信して知ってもらうきっかけになったこと
- 社会に発信できたこと
- 支援者様が、その後どうなったかを興味を持って応援をし続けてくださっていること
- サロンの利用者様に、クラウドファンディングを通じていろんな方の応援によってできた子育てサロンであると伝えられること
苦労した点
- コロナ禍の影響で、スケジュールが間延びしてしまったこと
- 子育てサロンの場所を事前に決めている必要があったこと
今後、クラウドファンディングを利用する方へのアドバイス
自分の想いをぶつけることが大事
自分の熱い想いを、どういう風に伝えるか。
自分がやりたいことがあるなら、挑戦してみるべき。
だけど、いきなり始めても想いは伝わりにくいので、常日頃から自分が思い描いている事、やりたいことや想いを一貫して周りに伝えておいた方が良いと思います。
また、クラウドファンディングでどのくらい賛同を得られるかで、社会に必要とされているかどうかがわかると思います。
もしも賛同が得られないなら、想いの伝え方やプロジェクトそのものを見直す必要性があるとわかります。
まずは、熱い想いを形にしてみることが大事だと思います!