小幡 奈央 様のインタビュー
小幡 奈央 様
(ゴハンとオカズ。ときどき)
羽釜で炊くゴハンと優しい味のオカズ。ときどきワクワクできるモノ・コトを!!
(目標額:1,200,000円)
プロジェクトの概要
食を軸に人が集まるコミュニティーを作りたい
私は子供の頃から人と話し関わること・楽しいことが好きで接客の仕事ばかりしていました。
特に毎日食べきれないほどのオカズを食卓に並べる料理好きな母親の影響で、食べることも料理を作ることも大好きだった私は自然と飲食の道へ。
自分が作った料理を食べてたくさんの笑顔が生まれ、
そこに人が集まり繋がりが広がっていく風景を作ることのできる飲食業の魅力にどっぷりとはまり、
アルバイトを含めると20年以上この業界にいました。
いつか自分の力で『食を軸に人が集まるコミュニティー』の場を作りたいなと考えていた私は、
2021年3月に東小金井にあるシェアキッチンで週に1度営業する、【ゴハンとオカズ。ときどき】というお店を立ち上げ
小さな一歩を踏み出しました。
その後、POPUP出店・イベント出店等数々の機会にも恵まれ活動してきて早2年が経過しました。
今回、たくさんの応援してくださる皆様に背中を押していただき、2023年8月東京都府中市に実店舗をOPENすることになりました。
また、「美味しい」をお届けするためにクラウドファンディングを利用して、イートインスペースの設置をさせていただきました。
ゴハンとオカズ。ときどきって??
コミュニティーを作るツールとしての「ゴハンとオカズ」ですが、美味しいのは大前提です。
安心安全はもちろんのことアレルギー対応や衛生管理についても細心の注意を払い、皆様の信頼を裏切らないよう真摯に商品を作り
提供させていただいています。
看板商品はなんといっても羽釜で炊くお米で、山形県鶴岡市にあるイトー農場さんよりお米を仕入れています。注文してから精米してくださっているので常に新鮮な状態で納品されます。
使用しているお米【はえぬき】は歯ごたえが良くうまみと甘みのバランスがよいのが特徴です。さらに冷めても食味が落ちにくく
お弁当おむすびには最適なお米です。玄米を忍ばせる事で独特のプチプチした食感を楽しめたり、府中産の特産物である黒米も使用し
もっちりとした食感だったり、味も見た目も飽きの来ない工夫で喜んでいただきたく思っています。
そしてオカズは、できるだけ地元府中産のお野菜を使用し、大人も子供も体が喜ぶオカズを作ります。生鮮品も安心して仕入れのできる業者さんや地域の店舗で仕入れています。国産で、旬にも敏感、味はもちろん、見た目もパッと華やかな彩りのオカズたちです。
私自身子育て真っ最中なこともあり、子供に食べさせても安心でき、成長に欠かせない栄養バランスの取れた給食のような食事。
大人が毎日食べても飽きの来ない、体に優しくて美味しいゴハンとオカズ。そんな日常の味にお店の味をプラスし、
色鮮やかで目にも楽しい華やかなゴハンとオカズを皆さんにも食べてもらいたいと思っています。
さらにそれを持ち帰って天気の良い日にみんなで公園で食べたり、
自分にとって特別な人や、様々な理由で外出が難しい家族や友人などに、プレゼントとして持ち帰ることのできるテイクアウトは
とても魅力的だと感じています。
今後は、「どきどき、ワクワク」できるイベントやワークショップ、様々なコラボレーションなど食のエンターテイメントのようなこともできたらと考えています。
クラウドファンディングを利用した目的
友人が利用していたので私もチャレンジしました
クラウドファンディングは私自身も購入をしたことがあり知っていましたが、友人がやっていた事も安心材料でやってみようと
思ったのがきっかけです。
東京都府中市に、食を軸にコミュニティーを創造するお弁当・お惣菜カフェを出店するための開業資金や運転資金の調達と、
クラウンドファンディングを通じて地域の方に知ってもらうことを目的として利用しました。
商店街の一角でお店を出しているので、今度は一人ではなく商店街の仲間と一緒に地域の活性化につながるようなプロジェクトを
企画したいと思っています。
支援を行った取扱CF事業者に対する感想
季節の動向など自社にあったアドバイスが貰えた
これまでの過去の飲食店の事例を元に、「この商品は季節によっても動向が違いますよ」などの
アドバイスと、プロジェクト開始時は動きがあるが中だるみ時の対策案のマニュアルもあり
参考にして進めていけたので不安などもなかったです。
クラウドファンディングを利用して、良かった点・苦労した点
良かった点
- 知らない人に知っていただけて自分のコンセプトの思いに共感してくれた人がいて感動したこと。
- 共感してくれたことに後押しされて自信が持てたこと。
- クラウドファンディングを利用したことによりSNSとの連携もあり昔の仲間からも連絡が増え繋がれたこと。
- 実施中は支援者の方が私よりもゲーム感覚で楽しんで調達金が増えるのを応援してくれていたこと。
苦労した点
- プロジェクトサイトを作成するときに「お金をいただくこと」をどうやって伝えるか?どうやったら伝わるか?お願いの方法をとても迷ったこと。
- プロジェクトページが完成した後、チラシを作ることになったがどうお店をアピールしていけばよいかを考えながらのチラシ作りが大変だったこと。
今後、クラウドファンディングを利用する方へのアドバイス
支援者との関係を一過性で終わらせず長くお付き合いしよう!
クラウドファンディングがスタートし支援者が増え、昔の仲間・友人など周りの方に支えてもらいながら約半年が経ちました。
まだまだバタバタと忙しい日々が続いています。
支援者の方へは気をつかわず結果を共有し、その後もお付き合いしていけるように積極的に支援者の方へ発信していくことが
今後のプラスになっていくと思います。