神野 賢二 様・神野 路子 様のインタビュー

神野 賢二 様・神野 路子 様のインタビュー内容

神野 賢二 様・神野 路子 様
(裏山ライドTokyo)

秋川渓谷の魅力を届けたい!
東京裏山ベースの次なる挑戦

資金調達額
3,546,000
(目標額:3,000,000円)
支援者数
292

プロジェクトの概要

「東京の裏山リバーフロント」としてバージョンアップ!

秋川渓谷の美しい自然に囲まれた場所、JR武蔵五日市駅前に位置する「東京裏山ベース」は
7年前にアウトドアアクティビティと地域観光の拠点として誕生しました。

当時まだ閑散としていた武蔵五日市駅前に様々なコミュニティが生まれるきっかけとなり、自転車や
トレイルランニングといった自然の中での遊びの起点・情報発信基地として、武蔵五日市~檜原村の
秋川渓谷エリア、さらにはその奥に広がる秩父多摩甲斐国立公園への玄関口となる施設として、
とくにアウトドア愛好家に広く認知されていきました。

コロナ禍の影響もありましたが、私たちは秋川渓谷の役割と可能性が更に大きくなっていくと実感していました。

秋川渓谷の魅力は、都内でありながら清流の水辺の美しさなどが手軽に体験できる稀有な地域だということです。
しかし、駅からのアクセスの困難さ、周辺の観光情報の不足など多くの壁により、ここでしか得られない体験にたどり着ける人は
限られます。

この課題を乗り越えるために、「東京裏山ベース」を「水辺体験」と「地域観光」の起点となる施設として、清流・秋川の水辺の美しさと
清々しさを肌で感じられる体験を多くの方に届けるための「裏山リバーフロント」としてリニューアル(バージョンアップ!)させる
プロジェクトを始動させることを決めました。


「東京裏山ベース」から「東京裏山リバーフロント」への進化

私たちは、秋川渓谷ならではの魅力を多くの方に体感していただくための新たなステージへの挑戦は具体的には、
「電動レンタサイクルの充実やツアーの相談・予約カウンターの新設、カフェ機能の増強、テイクアウトカウンターの設置、
ラウンジスペースの提供」など、様々な取り組みを通じて秋川渓谷の魅力をトータルで体感できる仕組みの構築でした。

「水辺体験コンシェルジュ」的な機能を備え、観光客には秋川の魅力と楽しみ方を提供し、
地域全体を周遊するためのモビリティ(移動手段)もセットにしました。

この新しい施設が誕生することで、アウトドアに馴染みがないライトな層を取り込むことができるようになり、より多くの人々が
この美しい場所を存分に楽しむことができるのです。

そして、店舗のリニューアルは新たなスタート地点でもあります。

私たちはプロジェクトをきっかけにして、地域にも新しい風を吹かせていきます。地元民も来訪者も互いに尊重しながらときに交流し、秋川渓谷が活気のある場所になっていく、そんな観光とまちづくりが調和するビジョンの実現に今後も全力で取り組んでいきます。


クラウドファンディングを利用した目的

新たなコンセプトを多くの方に知ってもらうために

裏山ベースは7年前からアウトドアや地域観光の拠点として営業しておりましたが、コロナ渦の影響で自分たちの役割を再考せざるを
得なくなりました。

そこで、秋川渓谷の魅力を発信するという今までのコンセプトにさらに、地域に役立つ・地域の入り口として「リバーフロント」を駅前に開発するという新しい試みのためにクラウドファンディングを行いました。

単に資金を集める手段というだけでなく、地域社会を含め、新しいコンセプトを一人でも多くの方に知っていただきたいという思いで
プロジェクトを実施しました。


支援を行った取扱CF事業者に対する感想

担当者の的確なアドバイスに助けられた

プロジェクトの成功に向け、担当の方の尽力と的確なアドバイスが実に心強かったです。

文章のブラッシュアップをお手伝いいただいたり、多岐にわたるアドバイスは勉強にもなりましたし、プロジェクトページを完成させる重要な要素となりました。

個別のやり取りではプロジェクトに新たな視点をもたらし、実りあるものに仕上げる手助けとなりました。 担当者との協力がプロジェクトページを完成させる鍵となり、感謝の気持ちで一杯です。


クラウドファンディングを利用して、良かった点・苦労した点

良かった点

  • プロジェクトページを作る過程でリニューアルや新しいコンセプト、地域との関係性に焦点を当て徹底的に練り上げられた点が助かりました。
  • 知り合いのライターさんに頼み、プロジェクトページのフィードバックやブラッシュアップをするなど集中的に取り組んだことで、プロジェクトの魅力を際立たせて支持を得る土台になったと感じました。
  • 支援者やご無沙汰していた方に直接プロジェクトページを送り、自らの思いを伝えつつ支援をお願いすることで、直接的なご支援や連絡・やり取りが再び始まり、改めて色々な方に支えていただいていると実感する良い機会となりました。

苦労した点

  • プロジェクトページを良いものにするために、リターンの設計や文章の構成、写真の準備に時間と労力が必要でとても大変だった。
  • 店のリニューアルの準備との同時進行だったので大変でした。リニューアル内容が具体化するにつれてプロジェクトの内容を修正する必要があり、そのたびにプロジェクトページの調整が必要でした。

今後、クラウドファンディングを利用する方へのアドバイス

本気の取り組みがクラウドファンディングの成功への鍵

クラウドファンディングというと、手軽で安易な資金調達というイメージを持たれている方もいるかもしれませんが、
実際はそうではありません。

思い描く未来を全力で伝える真剣さや本気度が試されます。

私たちも、プロジェクトページを作り込む過程で自分たちがやろうとしていることについて徹底的に議論し、打ち出すコンセプトを何度も見直しブラッシュアップさせることで、プロジェクト自体を深化させることができ、成果に繋がったと感じています。

また、クラウドファンディングにネガティブなイメージを持つ人もまだ一定数いるかもしれませんが、単に資金集めという側面だけでなく、
プロジェクトの意義や思いを広く届けて支援者と一緒に実現させていくものとして前向きに取り組むことが、ポジティブな支援者に恵まれるポイントだと思いました。