夕刊フジ×銀座セカンドライフ 共同企画

【定年起業 私の事業計画書】介護離職防止のプロとして(後編)

更新日:2016.07.29

助成金も活用できる介護離職防止サービス

 
「介護離職防止」のワンストップサービスを事業化したワークケアバランス株式会社田中肇氏(59歳)=写真=。サービス利用には補助金の利用も可能という。

 どんな企業でも防災訓練は行いますよね。しかし、介護問題は誰にでも起こり得ることなのに、事前に訓練を行うことはありません。ところがある日、大事な人材が「実は介護に悩んでいる」とカミングアウトしてきます。営業活動の中心、あるいは高い技術を持つスタッフの退職が現実化してしまうのです。介護リスクを抱えていると言うことは、社員は言いたがりません。自分自身のキャリアにとってマイナスになるかも知れないと考えてしまうのです。そして、どうにもならない状態になってから打ち明けるのです。人事や総務には介護に詳しい人は少ないでしょう。弊社のような「介護離職防止」のプロが支援します。
制度など仕組みの整備も必要ですが、社員個人の問題解決能力を上げることも大切です。
さて、介護離職防止の取り組みにかかる費用の面でお伝えしたいことがあります。企業の介護離職取り組みに関して助成金があることをご存じですか? 厚労省では「介護支援取組助成金」として60万円、東京都では「仕事と介護の両立推進コース」として40万円or50万円の助成申請受付を行っています。
その助成要件は、弊社が提供する介護離職防止サービスの内容とほとんど同じですから、助成金を使える可能性は高いです。もちろん、色々な条件がありますから、社労士先生などに相談してください。
また、社労士先生など士業の方々には、介護離職防止の助成金があることを顧問先にお話していただき、弊社をつないでいただければ対応いたしますのでコラボしませんか? 弊社のサービスは、広告宣伝ではなく信頼できる方の紹介によって広めていきたいのです。

社労士先生など企業の人事・総務にアドバイスできる方、コラボを検討してはいかがだろうか?(藤木俊明)

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企画協力・銀座セカンドライフ

「定年起業」を支援する会社。主催する起業セミナーや交流会は年間100回を超え、起業相談は毎月150件で延べ7000件を超える。銀座・八重洲・新宿・池袋・横浜などにレンタルオフィス「アントレサロン」を計8店舗運営中。問い合わせはフリーダイヤル0120・08・4105

銀座セカンドライフ株式会社 代表取締役 片桐実央 プロフィール

片桐実央

行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。

シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。

著書一覧

初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
かながわシニア起業ハンドブック『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
あおもりシニア起業ハンドブック『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)

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調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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