更新日:2016.08.26
シニアの起業は常に計画の見直しが必要
株式会社輝きLAND代表取締役佐藤美由紀氏(52歳)=写真=は2013年12月に法人を設立するが思わぬ試練が待っていた。
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起業後すぐ身内が大病に倒れ、看病しながらの立ち上げになってしまいました。病室でメールを打ったりラウンジで電話をしたり。Web制作会社との打ち合わせは病院近くで行い、終わり次第病院に戻って面会終了時間まで病院に居残りました。
起業を考えているシニア世代の方には家族の看病や介護の不安も多いと思います。医療費を確保するため、なるべくお金を残しておく方法を工夫することが大切に思います。たとえば「自治体による創業融資」を活用すること。難関でしたが評価され融資いただき助かりました。
その後身内は健康を回復し、立てた事業計画より遅れながらも、前に進むことができ、高齢者や体の不自由な方向けファッションへの問い合わせも増えてきました。シニアの起業は何があるかわかりません。常に事業計画の見直しが必要なんですね。
そして、広げていきたい事業の1つは「プレゼント用通販」です。お洒落な「着脱しやすいファッション」や「健康×予防グッズ」をご両親、奥様へのプレゼントなどに活用してもらいたいです。
もう1つは「シニアを応援しているブティック」のWebサイト(http://ameblo.jp/kagayaki-boutique/)への掲載をもっと多く増やしたいのです。ぜひお声をかけてください。
そしてもう1つは「相談業務」の拡充です。私は社会福祉士、産業カウンセラー、メンタルケア心理士の資格を持っています。健保の事務長時代に様々な悩みを聞きました。家族や会社に言えない様々な悩みについてワンストップで相談に乗り、忙しいビジネスマンやご家族に代わって対応させていただきます。手話や筆談も可です。個人あるいは企業・学校からの相談もお受けします。
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身内の看病と言う事態を乗り越えて、前進している佐藤氏の事業に興味のある方は連絡されたい。(藤木俊明)
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企画協力・銀座セカンドライフ
「定年起業」を支援する会社。主催する起業セミナーや交流会は年間100回を超え、起業相談は毎月150件で延べ7000件を超える。銀座・八重洲・新宿・池袋・横浜などにレンタルオフィス「アントレサロン」を計8店舗運営中。問い合わせはフリーダイヤル0120・08・4105
行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。 シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。 |
『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
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『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
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『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)
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調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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