更新日:2015.04.20
自分で事業をはじめたら、商品やサービスを広く知らせなくてはなりません。しかし、広告宣伝にはとてもお金がかかるものです。名刺やパンフレット、チラシ、ホームページなどは最低限必要だとしても、この広告宣伝は低コストで行いたいですね。
そのためにはITを活用しましょう。メールマガジンやフェイスブックなどのSNSは、ITの知識がたいしてなくても扱え、しかも費用がほとんどかからない手段です。今回はメールマガジンについてお話しします。
仕事をはじめて名刺交換をします。相手にお礼のメールを送るときに、「これから自分のメールマガジンを定期的にお送りしていいですか?」と伝え、問題なければ、定期的に商品やサービスの情報を伝えていきます。
お手製の、人柄が伝わるもので十分です。大切なのは、ホームページのURLを記載して、送り手にすぐ見てもらえるようにすることです。ホームページは開設しただけでは誰も来てくれません。更新情報もメールマガジンで伝えていきましょう。
ただし、いつも売り込み文句ばかりのメールマガジンでは読んでもらえません。他社のメールマガジンを研究して、親しみのある挨拶、お得な情報、気づきのある話題などを盛り込み、興味をひくように工夫しましょう。
守るべきルールもあります。他人のメールアドレスが表示されないように配信に気をつける、申し出があればいつでも配信を停止するという表示、発信元である自分の情報を記載するなどがポイントです。そのあたりも他社のメールマガジンや参考書籍で研究するといいでしょう。 (取材・構成:藤木俊明)
行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。 シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。 |
『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
|
|
『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
|
『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)
|
調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
インターネット・アンケート調査