更新日:2014.11.10
そろそろ定年起業の事業計画を立てようと思っているけれど、なかなかはかどらない、一人で考えていると煮詰まってしまう、ということはありませんか?
何か「目標」がないと、集中できないということもあるかもしれません。そんな方におすすめなのが、ビジネスプランコンテストへの応募です。自治体や中小企業の支援機関が主催するビジネスプランコンテストは最近増えているのです。
わたし(片桐)も、いろいろなビジネスプランコンテストに応募し、入賞したり、落選したりしてきましたが、応募することには以下のようなメリットがあります。
(1)ビジネスプランを練る機会になる(2)受賞で名前と社会的信用度が高まる(3)行政や銀行・メディアなどの人脈をつくる機会になる(4)民間企業がコンテストに協賛していることも多く、優れたプランであれば引き合いの可能性がある(5)コンテストの後、交流会が行われる場合もあり、出資者や顧客が見つかる可能性がある。
自分の事業計画に対して、さまざまなプロフェッショナルから客観的なアドバイスがいただけますし、もしもうまくいけば、資金の助成や施設利用の優遇なども受けられます。起業にはずみがつきますね。
そんなビジネスプランコンテストの情報を探すのに便利なウェブサイトが、中小機構が運営する「J-Net21」(http://j-net21.smrj.go.jp/index.html)です。同サイトの「支援情報ヘッドライン」から「ビジネスプラン募集・表彰」のコーナーを見てください。全国のビジネスプランコンテストの情報が記載されています。
首都圏の、わりと大きめなビジネスプランコンテストのひとつで、まだ間に合うのは「横浜ビジネスグランプリ」です(12月1日締め切り)。いろいろなビジネスプランコンテストに応募することを目標にして、事業計画をブラッシュアップしてください。 (取材・構成 藤木俊明)
行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。 シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。 |
『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
|
|
『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
|
『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)
|
調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
インターネット・アンケート調査