更新日:2014.09.01
定年起業を志す人には、ホームページの作成をおすすめしています。自分の事業内容や商品、サービスなどを情報発信するため、起業する人にホームページは必須です。
しかし、まだどんな事業で起業するか決まらない、そもそも起業するかどうか決心がつかない、とはいえ定年後に備えて起業準備はしておきたい、という人も少なくないでしょう。そんな人は、情報発信のリハーサルとして、ホームページよりも気軽に更新できるブログを始めてみてはいかがでしょうか?
ブログは、インターネットを使って情報発信を行う練習には打って付けのメディアです。
無料ブログのサービスがたくさんあり、専門的な知識がなくても、インターネットにつながる環境さえあれば、自分のブログをすぐ作ることができます。それでも難しいと思う人は、お子さんや詳しい友人・知人に聞くか、ブログを作成するセミナーなどに参加されるといいでしょう。
さらに、「ブログを書いて小銭を得る」という目標を立ててみてはいかがでしょうか。自分で文章やイラスト、写真や映像、音楽などを作れる人に向いたサービスがいくつかあります。
たとえば、この春にスタートした「note」(https://note.mu/)は、ブログを開設するような手順で簡単に情報発信ができ、その中で自分の作品を発表すると、気に入った読み手から「投げ銭」を受けられるというサービスです。
自分で書いた小説やリポートをnoteで発表し、「続きを読みたかったら100円ください」などと設定することが可能です。読んだ人で、「100円払ってもいい」と考えた読者は手続きに進み、クレジットカードで料金を支払います。売り上げ管理の機能も付いています。ただし、売れるものは、基本的にデジタルデータに限ります。
ネットで情報発信しつつ、「投げ銭」を得ることを目指す。定年起業前の肩慣らしにいかがでしょうか。 (取材・構成:藤木俊明)
行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。 シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。 |
『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
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『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
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『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)
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調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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