更新日:2015.01.26
起業したら、見込客の獲得と販路開拓がとても大切なことになりますね。展示会を活用するのも有効な手段です。展示会に出展するメリットは、何と言っても、多くのお客さまに自社の商品やサービスを紹介する場を得られ、そのまま商談につながる可能性があることです。さらに行政主催の展示会では、行政との人脈作りのきっかけを得られます。
中小企業のビジネスマッチングを目的にする展示会としては、中小企業基盤整備機構(中小機構)の「中小企業総合展」や、東京都、東京商工会議所などが主催する「産業交流展」が代表的なものです。
全国でも、さまざまな展示会や見本市が開かれており、中小機構の「J-Net21」というサイトにある「主要展示会カレンダー」http://j-net21.smrj.go.jp/watch/eventcalender/)を利用すると便利です。
展示会に出展するには費用もかかります。しかし、この費用には、行政からの助成金を活用することができます(もちろん審査はあります)。たとえば、東京都中小企業振興公社では「展示会出展支援助成金」という制度があり、展示会参加費用について経費の3分の2(100万円上限)、製品カタログ等作成費用の3分の2(20万円上限)を助成するという内容になっています。
東京都中央区でも「中小企業の展示会への出展費用の補助」を行っており、審査を通過すれば展示会出展にかかわる経費の2分の1(15万円上限)が助成されます。当社(銀座セカンドライフ)もこれを利用して展示会に出展したことがあります。これらの情報は、それぞれのホームページに掲載されますので、チェックしてください。
もちろん、展示会に出展してそれで終わりではありません。その場で商談につながらなくても、興味を持っていただいた方のアフタフォローが大切です。いただいた名刺を見込み顧客リストにして、ビジネスのきっかけをつくりましょう。 (取材・構成:藤木俊明)
行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。 シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。 |
『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
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『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
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『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)
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調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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