更新日:2015.08.25
定年起業に限らず、事業を始めたら販路開拓が必須ですね。そのためにチラシやパンフレットを作ったり、ホームページの制作を行ったりします。また、フェイスブックなどのSNSを活用するなどネットを活用する方法もあります。しかし、意外と効果的で、かつコストがかからない方法。それは「動画の活用」です。
定年起業を志す方には、「人に教える」という事業を考える人が少なくありません。楽器の演奏や料理、ダンス教室など、ビジュアルと音楽などで訴求した方がふさわしいものであれば、動画の活用を検討したらいいでしょう。また、コンサルティングなどを行いたい方は、セミナーの模様や、セミナーの一部を動画で見てもらえれば、顧客獲得に役立つのではないでしょうか?
「動画を公開するのは予算がかかるのでは?」と思われるかもしれません。今は、YouTube(ユーチューブ)という媒体があります。YouTubeは、無料で自分の作成した動画をアップできるのです。そのURLを人に伝えれば、簡単にパソコンやスマートフォン上で見てもらえます。自分のホームページやフェイスブックなどに掲載してもいいでしょう。
「そうはいっても動画制作にはやはりお金がかかるのでは?」と思われるかもしれませんが、プロに頼まなくても、いまのスマートフォンレベルのカメラで十分に動画は撮影できます。また、あまり長い動画は見てもらえません。短い時間で、自分の講義やレッスンの特長をパッとつかんでもらえるように、シナリオを工夫したほうがいいですね。販路開拓に動画を活用しましょう。 (取材・構成:藤木俊明)
行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。 シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。 |
『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
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『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
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『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)
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調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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