更新日:2015.07.13
定年起業に備えて、自分で現金を稼ぐトレーニングとして、リスクの低い副業について紹介しています。競争はあるものの、リスクがほとんどなく、しかも特別なスキルを問われない。そのひとつが『公募』です。
インターネットの検索サイトで「公募」と入力してみてください。いろいろな公募情報を紹介したWebサイトが出てきます。公募でも、デザインや写真などのスキルが必要なものもありますが、アイデアだけで勝負できるというものが「ネーミング」募集です。
地方自治体や商業施設などさまざまなネーミング募集が実施されています。大きな現金がもらえるものはあまり目にしませんが、数万円単位の商品券など、採用者にはけっこうな見返りがあります。
ネーミングについては、以前お話ししたクラウドソーシングのWebサイトでもたくさん紹介されています。クラウドワークスやランサーズなどの大手サイトの「仕事を探す」のところで「ネーミング募集」を選択してみてください。え、こんなにあるの? というぐらい、さまざまなネーミング募集が行われています。
報酬は数千円から数万円とさまざまですが、アイデアを練ったり、ネーミングを考えたりするのが好きな人にはリスクの少ない仕事でしょう。ただし、それゆえ競争も激しく、数百人のコンペを勝ち抜かなくてはならないこともあります。
リスクがなく、スキルがいらない仕事は競争が激しい、数万円とはいえ、現金を稼ぐのはなかなか大変だということを、副業を通じて実感してください。そして、定年後の収入をどうするか、考えるきっかけにしてもらえればいいかなと思います。 (取材・構成:藤木俊明)
行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。 シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。 |
『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
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『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
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『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)
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調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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