夕刊フジ×銀座セカンドライフ 共同企画

【定年起業への挑戦!】販路拡大のためにセミナー開催 自前で開催するカンタンな方法

更新日:2016.01.25

 定年起業を検討している人の中には、コンサルティングをメーン業務に、と考えている方が多いと思います。そうすると、販路拡大のためにセミナーを開催するというのは有効な方法ですね。

 しかし「セミナーは開きたいのだけど、自分1人で主催して運営したことがない」と心配になる方もいるでしょう。ここでは自前でセミナーを開催するカンタンな方法をお話しします。

 1つ目は「会場」の確保です。交通便利なところ、設備が整ったところなどを探します。地方自治体の会議室が比較的安価ですが、入場無料に限るとされるところがあります。民間のセミナー会場は都市部にたくさんありますが、価格は少々高めです。

 セミナーで収益を出すのではなく、あくまで自分の見込客づくりだと考えれば、販路開拓の費用として割り切ることでしょう。ちなみにレンタルオフィスではセミナー施設を併設しているところもあります。

 2つ目は「告知」つまり集客です。告知しなければ誰も来ません。お金のかからない方法ではブログやフェイスブックなどで集客する方法があります。

 3つ目は「運営」です。当日の受付や、集金などやることがたくさんあります。多少投資してもいいという人は、この「告知」や「運営」の事務などを代行してくれる会社の活用も視野に入れましょう。チケットの販売や集金も代行してくれます。ネットで『セミナー運営代行』と検索するといくつも業者が出てきます。

 煩雑な事務は外注し、自分は内容を練り上げることに専念するのもひとつの方法でしょう。やはりセミナーは内容が一番大切ですから。 (取材・構成:藤木俊明)

銀座セカンドライフ株式会社 代表取締役 片桐実央 プロフィール

片桐実央

行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。

シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。

著書一覧

初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
かながわシニア起業ハンドブック『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
あおもりシニア起業ハンドブック『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)

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16,821

調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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