更新日:2016.02.01
定年が近づく中、会社に勤めながらでも支障の少なそうな副業を考えてみます。拘束時間が少ないものが望ましいですよね。
ちょっとしたお小遣いの範囲であれば、「アンケートモニター参加」という方法があります。消費者の意識調査のために、アンケートに答えてくれるモニターをいろいろな調査会社が常に募集しています。ホームページでアンケートに答えるタイプのもの、実際に会場まで足を運んで面談形式のアンケートに答えるものなどさまざまです。
ホームページで答えるタイプのものは、だいたい少額です。しかし、会場に足を運んで、座談会形式のインタビューに答えるもの、実際に商品を試してそれについての意見をもとめるものなどは、だいたい1~2時間前後の拘束で数千円から場合によっては1万円を超えます。ですので時給としては悪くないでしょう。
調査会社は、平日の夜とか土日などに調査を設定し、サラリーマンでも参加しやすいようにしていることが多いです。また、個人情報はオープンにされませんので参加したこと自体ばれることはありません。
「アンケートモニター募集」とネットで検索すればたくさんの募集が目に入ると思います。ただし、しっかりしているところが運営しているかどうかを確認する必要があります。カンタンに登録しないで「運営会社」を調べて、ちゃんとした会社かどうか、個人情報の取り扱いなどに注意している会社かどうか調べてからにしましょう。
また、副業としてだけでなく、こういう意識調査の方法などを観察して、定年起業の参考にするのも大切なことだと思います。 (取材・構成:藤木俊明)
行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。 シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。 |
『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
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『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
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『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)
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調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
インターネット・アンケート調査