更新日:2016.02.22
以前にも「書く仕事」は副業として有望なものの1つだとお話ししたことがありますね。会社が許可すれば勤めながらでもやりやすいものですし、定年退職後、「書く仕事」をメーンにしていきたいと考える人にとってはリハーサルになります。
今まではメディアとのつながりを作って文章作成を依頼されるというスタイル、あるいはクラウドソーシング会社に登録して書くことを依頼されるスタイルなどがありましたが、近ごろの注目はウェブライター。現在、新しいウェブ媒体がすごい勢いで増えていて、そんなウェブ媒体へ直接記事を寄稿し、謝礼を受け取るスタイルです。ネットで「ウェブライター募集」と検索すれば、募集しているウェブ媒体がたくさん出てきます。
その背景にはウェブ媒体業界での「書き手不足」があります。媒体が増えているのですが、しっかりした文章を書ける人が少ないといわれています。
ちゃんとした記事が多く掲載された媒体は集客力が強くなるということで、ウェブライターが求められるのです。
基本的に若い人たちがスマートフォンで読むような記事が求められていますが、金融や法律、人材採用などの専門分野にきちんとした知識のある方には「書く仕事」が依頼されるチャンスは多いはずです。
ただし報酬は総じて低めのようです。運営がよくないウェブ媒体もあるようなので運営会社などをチェックする必要もあります。また、原稿をウェブ上で書いたり納品したりできることが必須です。それでも、「書くこと」をブラッシュアップできる機会を持ちたい人には注目すべき副業でしょう。 (取材・構成:藤木俊明)
行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。 シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。 |
『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
|
|
『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
|
『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)
|
調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
インターネット・アンケート調査