更新日:2016.05.30
「書くこと」が好きなので、小説、ルポルタージュなどで定年後の収入を得たいという人もいるのではないですか? また、音楽や写真など自分の創作物で収入が得られればうれしいという人もいるでしょう。
今は、ブログやSNSがありますから、ネット上で発表することもできます。でも、できたら、ちょっとしたお小遣いぐらいになったらさらにいいですよね。このコラムでいくつかやり方を紹介してきましたが、今若い人たちを中心に注目されているのが「note(https://note.mu/)」というネットサービスです。
簡単に言えば、コラムや小説、あるいは写真、音楽何でも創作物を掲載することができ、自分で有料または無料を設定することができるのです。たとえば、コラムなどは4分の1ほど公開して、残りは100円が必要、などと設定できます。
読み手がクレジットカードで支払うと、手数料を引かれた分が作者に振り込まれる仕組みです。ある種の「投げ銭」ですね。noteは、登録や利用は無料のようですが、引かれる手数料など、サイトの注意事項をよく読んで利用ください。
この仕組みを使えば、匿名で有料創作物販売ができるわけです。自分で宣伝しなくてはなかなか人が来てくれませんが、そんなプロセスを経験するのも、定年起業に向けてのいいトレーニングになるかもしれません。
このサービスはメディア、出版社の人たちにもチェックしている人が多いと聞きます。片手間に行うのではなくて、書籍化も視野に入れ構成して書いていくのもいいですね。ひょっとして作家デビューもと夢がふくらみます。 (取材・構成:藤木俊明)
行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。 シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。 |
『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
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『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
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『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)
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調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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