更新日:2016.10.24
弊社では50~60代の起業支援を行っていますが、最初「自分は何をやればいいのか」と悩む人は少なくありません。そこで、「できること」「やりたいこと」の順でチェックする方法をお話しします。
ステップ1として、自分が「できること」をチェックしてみましょう。これまでの人生で培ってきた知識、スキル、人脈をふり返ります。
まず、前職あるいは得意分野や趣味で培った知識を生かせる仕事は何でしょうか?
次に前職あるいは得意分野や趣味で習得したスキルを生かせる仕事は何でしょう。
そして、これまで築いてきたネットワークを活用できる仕事は何でしょうか?
こうして検討すると、コンサルタントやアドバイザー、研修講師、調査・分析などの仕事が浮かぶかもしれませんね。
ステップ1で見つからない場合、次のステップ2です。自分が「やりたいこと」から探してみましょう。
まず「物販」です。知識やこだわりのあるもの、得意分野のものを販売するのはどうですか?
次に「サービス提供」です。世の中のニーズに合ったサービスでやりたいことはありますか?
また、場所や情報を提供し、人と人をつなぐことを仕事にできないでしょうか?
「フランチャイズ・事業譲渡」はどうでしょう。既存の仕組みを利用して起業する方法の中で、何かやりたいことはないでしょうか?
ステップ2では、弊社がお手伝いしただけでも、通販、教室運営、レンタルビジネス、代行サービスなど、数多くの種類のビジネスが立ち上がり、継続しています。 (取材・構成:藤木俊明)
行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。 シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。 |
『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
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『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
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『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)
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調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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