更新日:2016.11.21
副業を解禁する企業が増えてきました。定年後の起業を視野に入れている人にとって、トレーニングとして副業を行うことには賛成です。
しかし、家のパソコンだけで完結できるような副業、あるいは決められた場所で作業に従事するだけの副業ならよいのですが、例えば「会社勤めのかたわらコンサルタントを行う」といった、将来につなげたいような副業の場合にはちょっとした工夫、あるいは投資が必要かもしれません。「固定電話の番号」や「電話番」、さらには「打ち合わせスペース」が必要と感じることがあるのです。
副業とはいえ大切なお客さまです。やはり平日の昼間でも急な時に電話連絡ができないとやりにくいと感じるでしょう。携帯電話もありますが、昼間会社の仕事をしている時、電話で副業案件のやり取りはやりにくいでしょう。事務所を借りて電話を引き、電話番を雇うというのはこの段階では現実的ではありませんね。
一つの手として「電話秘書サービス」と契約し、携帯にかかってきた電話を全部転送して、受け答えをしてもらう方法がスマートです。誰から電話があったかをメールで知らせてくれます。つまり、「電話番」代わりで、費用は電話番を雇うよりはるかに安いはずです。
「電話秘書サービス」で検索すればたくさん紹介が出てきます。固定電話の番号だけを取得できるサービスもあり、副業専用の電話番号としてもいいでしょう。
副業が忙しくなってきたら、レンタルオフィスを契約し、郵送物の受け取りの代行や、打ち合わせスペース提供のサービスを利用するのも手です。リーズナブルな副業サポートのサービスを見つけましょう。
行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。 シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。 |
『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
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『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
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『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)
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調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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