更新日:2017.01.30
自分の趣味や知識を生かして副業にしたい、その延長線上で定年後に起業したいという人に向いていそうなのが、「TABICA」(https://tabica.jp/)という事業です。この事業は、“地域の暮らしを旅してもらおう”というコンセプト。その方法として体験型小旅行を提供し、話題を集めています。
TABICAを運営するガイアックス社TABICA事業部の米島莉央(よねしま・りお)さんに、シニアにも向く仕事か、また副業でもできるのか聞きました。
「TABICAでは、体験型旅イベントを企画・主催してもらう『ホスト』を関東・関西地区で募集しています。副業でも全然かまいません。むしろ副業の方がほとんどです」
実際に定年後、ホストとして旅を企画し、月々10万円程度から多い人では月30万-40万円の収入を得ているそうです。特に資格などは必要ありませんが、人とコミュニケーションをとるのが好きな人のほうがやはり向いているようです。
「自分の農園で収穫体験をしてもらい、料理を振る舞い、お土産をたくさん渡して、リピーターを集めているホストさんもいます」
TABICAに登録して打ち合わせを行い、旅の企画を相談して、値付けや内容のアドバイスを受けます。1人当たり3000-4000円の参加費のイベントが人気だそうです。企画が決まると募集を開始します。
「最初は不安でしょうから、初めての旅・イベントの開催にはTABICAスタッフが同行します」と米島さん。自分の好きなことを副業にしたい人には、良い仕事かもしれませんね。 (取材・構成 藤木俊明)
行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。 シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。 |
『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
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『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
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『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)
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調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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