更新日:2017.05.29
定年前に自分の力で稼ぐトレーニングを行うことは大切だと思います。新しいことを覚えながら副業にしていくのも素敵ですね。たとえば今、大きく注目されている新しい分野の1つはドローンを活用した事業です。
ドローンを使った動画撮影では、ミュージックビデオなどエンタメ業界や災害・防犯対策など、さまざまな分野での活用が検討されています。ドローンによる宅配の実証実験が特区で行われたというニュースもありましたね。いずれはドローンが荷物をベランダまで運んでくる時代が来るのでしょう。
しかし、ドローンを操縦できるオペレーターはまだまだ足りないのが実情です。そこで、ドローンの操縦を副業で行う人も出始めています。
これを副業にするには、ドローン本体の購入費など一定の初期投資が必要です。ドローン本体は家電量販店などで、手ごろな価格で販売されています。練習場所の確保も必要です。
ドローンに関するいろいろな資格もあります。
取得すると副業として活動しやすいのではないかと思いますが、取得費用はかかります。最近は各地でドローンの講習会が開かれており、無料で体験できるところもありますので、そういう場で知識を得たうえで資格取得を検討するのもいいでしょう。
ドローンのオペレーターがまだ少ないということは、教える立場の人も必要ということです。趣味としてドローンに興味を持つ人もいると思います。楽しみながら腕を磨き、ドローンの操縦に習熟すれば、さまざまな形で副業にできるのではないでしょうか。 (取材・構成 藤木俊明)
行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。 シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。 |
『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
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『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
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『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)
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調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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