更新日:2017.08.21
定年起業に向け、副業によって自分で稼ぐ力を養うのはいいことだと思います。どうせなら自分が好きなことで副業収入が得られれば、さらに楽しいでしょう。
たとえば、書くことが好きな人は、自分の小説やコラムで原稿料を稼げるといいですよね。しかしこれまで、原稿料で稼ぐのは簡単なことではありませんでした。
ところが、インターネットの普及により、気軽に自分のコラムを有料で販売できるサービスができたのです。「note(ノート)」(https://note.mu/)というサービスで、これはクリエーターのためのクラウド上の投稿場所です。クリエーターといっても、アマチュアもたくさん参加しているようです。ブログの文章を販売するような気軽さで始められます。
価格は1作品につき100円から1万円まで、クリエーターが自由に決められます。noteで公開すると、いろいろな人が読みに来ます。そこに気に入った作品(コンテンツ)があれば、「投げ銭」をしてくれるのです。その収入から所定の決済手数料とプラットフォーム使用料を差し引いた額が、投稿したクリエーターに振り込まれるようになっています。
やり方はまず、自分でコラムを書きます。そして、「ここから先は有料です。読みたい人は100円お願いします」と設定します。コラムは文章だけでなく、写真やイラストでもかまいません。マンガを投稿している人も多いようです。
実名を公開する必要もないですし、リスクや原価はかかりません。もちろん、簡単には売れないと思います。最初は大した売り上げは見込めないでしょう。けれど、「小さく稼ぐ」トレーニングにはなります。 (取材・構成:藤木俊明)
行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。 シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。 |
『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
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『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
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『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)
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調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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