更新日:2017.09.25
大木章さん(50)は大学卒業後、大手メーカーに就職。営業で実績を上げながら、ボクシングにも打ち込み、プロライセンスを取得しました。
30歳の時、映像の世界に飛び込んだ大木さんはドキュメンタリー制作で活躍し、42歳でフリーになります。プロデューサーとして、映像制作だけでなく、イベントやWebサイト制作などの分野にも仕事を広げました。そして近年は、子供たちに何か残す仕事をしたいと考えるようになったそうです。
「おやじが大学教授で教育一家だったのです。『教える』ことが好きというDNAがあるのかもしれません」(大木さん)
子供世代に何か伝えたいという思いになった大木さんは、親しいAI研究者と、「プログラぶっく」というシステムを開発。2016年、合同会社オフィス・ゼロ(a-oki@zerollc.net)を立ち上げました。現在、特許申請中で、10月ごろリリース予定とのことです。
「これはパソコンを使わないプログラミング学習の仕組みです。スマホと教材があれば、絵本を読み聞かせるように学ばせられます。教える大人にも詳しい知識は必要ありません」
大木さんは、あえて小さな会社形態を選びました。多彩な才能を持った20人もの仲間たちとプロジェクトごとにチームを組んでやっていくとのことです。どうやったら、そんな仲間を作っていけるのでしょうか。
「まずは仕事と絡まない友達を増やしていくことからじゃないでしょうか。最初は損してもいい。また、仲間たちとのお金のやり取りをオープンにすることです。そんなことが信用を作るのでしょう」(取材・構成 藤木俊明)
行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。 シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。 |
『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
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『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
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『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)
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調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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