更新日:2019.01.24
定年後は地方に移住して暮らしたいと考える読者も多いだろう。しかし、都心で働いていてはなかなか地方の情報は入手しにくい。自治体の出先機関でも情報は入手できるが、ちょっと敷居が高いと感じるのではないだろうか? 以前、一般社団法人移住・交流推進機構(JOIN)のウェブサイトを紹介したが、ネットでは見つけにくいリアルな情報を探したい読者には同機構が総務省から運営を受託する「移住・交流情報ガーデン」(東京・京橋)を紹介したい。
JOIN参事、圓山裕基(まるやま・ひろき)さんによると、同施設の利用には事前予約などは不要で、気軽に立ち寄って各地域の移住情報を収集できるとのことだ。原則、平日は21時まで、土日も18時までオープン(月曜日定休)しているのでサラリーマンも立ち寄りやすい。パンフレットは自由に持ち帰ることができ、就労や就農についての具体的な相談も可能。
また、今週末には東京ビッグサイトで大きなイベントが開催される。「1月20日に東京ビッグサイトで『JOIN移住・交流&地域おこしフェア』を開催します。事前申し込み不要、入場も無料ですので、地方への移住に興味がある方はぜひお越しください」(圓山さん)
同フェアではいろいろな地域のリアルな情報が収集できる移住・交流相談ブースや、各地域での仕事の相談コーナーも設けられる。
東京ビッグサイトのイベントにスケジュールが合わない人には、毎日のように「移住・交流情報ガーデン」で各自治体主催のセミナーやイベントが開催されている。そのテーマはさまざまだがシニア世代に向けたものもある。全国移住ナビ(https://www.iju-navi.soumu.go.jp/ijunavi/garden/)で、興味のある地域のセミナーやイベントを見つけ、問い合わせてみるといいだろう。(取材・構成 藤木俊明)
行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。 シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。 |
『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
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『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
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『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)
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調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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