更新日:2019.10.24
全国各地でビジネスプランのコンテストが開催されている。銀座セカンドライフ株式会社代表取締役・片桐実央さんは「自分のビジネスプランをブラッシュアップするためにも、積極的にチャレンジしましょう」と参加を勧める。
そんな中、東京都でもシニア起業家を対象にしたビジネスコンテストの募集がスタートした。公益財団法人東京都中小企業振興公社主催の第1回東京シニアビジネスグランプリ(https://www.tokyo-kosha.or.jp/station/tsbg2019/)だ。
応募資格は、これから都内で起業を計画しているシニア(本年4月1日時点で55歳以上の男女)であること。または、税務署に開業の届け出または法人登記を行ってから5年未満の都内中小企業者であることが条件だ。事業内容や業種は問わず成長型、コミュニティー・ローカル型、社会貢献型など幅広く受け付ける。
最優秀賞・賞金として50万円、優秀賞・賞金25万円、奨励賞・賞金15万円が授与される。特筆すべきは、上記3人含む最終審査進出者全員(10人以内)には起業支援資金100万円が授与されることだ。ただし起業資金支援の授与には別途審査がある。
応募書類は前述ホームページからエントリーし、所定のビジネスプランシートを令和元年11月30日までに電子メールで送付する。その後書類審査、面接審査を経て令和2年3月15日公開プレゼンテーションが最終審査となる。
ビジネスプランは「潜在力の明確さ」「製品・商品・サービス内容の完成度、問題意識の明確さ」「対象市場に対する理解度・適応性」「事業の実現性」「スケジュール・経営見通しの妥当性」「資金調達の妥当性」の6項目に加え、プレゼンテーション力で評価されるという。シニア起業検討中の方はチャレンジしてみては? (取材・構成 藤木俊明)
行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。 シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。 |
『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
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『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
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『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)
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調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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