更新日:2020.08.06
新しい製品やサービスを創り出すための資金調達手段として、クラウドファンディング(以下「CF」)はなじみ深い手法となってきた。ここ数年、東京都はCF支援に力を入れてきたが、今年は新型コロナウイルスに立ち向かう事業に、より手厚い支援を行う「コロナ特例」を盛り込んだ。
東京都のCF支援事業は、指定のCF事業者を通してプロジェクトを実施した場合、CF事業者に支払う利用手数料の2分の1(上限30万円まで)が助成されるものだ。
さらに今年はコロナ特例として、新型コロナウイルス感染症に伴い、発生・顕在化した社会的課題の解決に資するもので、『未来の東京』戦略ビジョンの戦略に寄与するソーシャルビジネスを行う個人又は法人または新型コロナウイルス感染症により、経営に影響を受けている個人又は法人で、令和2年1月1日以降に創業した者に該当する事業者に、利用手数料の3分の2(上限40万円まで)が助成される。
すでに応募受付は始まっており、2021年3月15日まで受け付けているが、予算終了の場合早めに打ち切られることもあるので注意したい。
夕刊フジ定年起業応援サロンを運営する銀座セカンドライフがこの東京都CF支援事業の事務局の運営を担当しており、7月、8月には受講料無料のCFセミナーも予定している。資金調達手段として検討してみたい。
同事業内容の詳細、また問合わせ先などについては「クラウドファンディングを活用した資金調達支援」(https://entre-salon.com/crowdfunding/)にて確認してほしい。(取材・構成 藤木俊明)
行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。 シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。 |
『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
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『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
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『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)
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調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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