更新日:2016.11.07
高橋康和(やすかず)さん(52)は長くアパレル業界で活躍していました。しかし48歳の頃、この先自分の活躍場所がなくなると感じ、個人事業主を支援するハウスクリーニングのフランチャイズ会社に転職しました。オーナーに気に入られ、代表取締役として会社を動かすようになりますが、やはりオーナーの権力は強く、自分の思うようにはできなかったと高橋さんは話します。
「社長になると会社のいろんな面が見えてしまいますね。しかし、人を指導し個人事業主としてやっていけるように支援するのは得がたい経験でした」(高橋さん)
50歳を過ぎて独立を考えた高橋さんは1年間の準備を経て、2015年10月に合同会社UPP-tone Company(http://www.upp-tone.com/)を設立します。
「事業のメーンはITに関する人材マッチングです。IT関連の人材はどこでも不足しており、独自のルートで発掘した人材を、必要な企業に送り込むのです」
高橋さんは「マッチング」と「仕組み作り」が大切で、その組み合わせによる事業は人材紹介に限らないと語ります。
たとえば、いま民泊が注目されていますが、部屋のアフターケアなど周辺にはいろんなビジネスの可能性があり、前職で培ったクリーニング関連の人脈を生かせると考えているようです。人脈の中から向いた人をマッチングし、お金の流れができるように仕組み作りをするということで、これが高橋さんの得意なところなのですね。
「独立して自分の思うとおり企画を進めることができ、やりがいがあります。初めての決算ですが、何とかプラマイゼロにしたいですね」 (取材・構成:藤木俊明)
行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。 シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。 |
『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
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『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
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『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)
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調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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