更新日:2015.10.05
江森徹さん(65)は東証一部上場の商社で経理・財務の管理部門に従事し、入社12年目にドイツ子会社への出向が決まったのですが、就労ビザ取得申請中に会社が倒産するという出来事を経験します。
それから倒産に関わる事務手続をこなした後、メーカーに移り経理の統括責任者に就任します。さらにヘッドハンティングなどにより、さまざまな企業の経理、財務の責任者として活躍の後、バネ応用機器のメーカーを最後に起業を決意。2012年11月に(株)イー・ティー・コンサルティングを設立しました。
「自分は勤めていた会社の倒産という辛い経験をしました。それは忘れられません。財務的に厳しい中小企業を支援したいという強い気持ちで起業しました」(江森さん)
イー・ティー・コンサルティングは、江森さんの経理、財務畑における豊富な経験を生かし、中小企業に特化した経営コンサルティング事業を展開しています。
「『イー・ティー・コンサルティングに頼んでよかった!』そういう中小企業の『よかった!』を数多く集めることが夢なんです」
また、江森さんは語学も堪能であり、国をまたいだM&Aのサポートにも関わって無事成立させたそうです。
「報酬の多寡にはこだわらず、やりがいを感じる仕事に挑戦したいという思いが強いですね。また、若い世代に負担をかけるより、生涯現役をモットーに、稼げる間は税金や厚生年金を払う側でいたいです」 (取材・構成:藤木俊明)
行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。 シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。 |
『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
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『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
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『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)
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調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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