朝倉 博行 様

朝倉 博行 様の起業支援事例をご紹介

『ゆる起業』に触発され、ホテル専門コンサルティング会社を設立

朝倉 博行 様

株式会社Triple Win
代表取締役

朝倉 博行

起業時の年齢:
65歳

業種:
ホテル等の経営コンサルティング

海外観光客の急増で注目されるホテル業界。しかし、経営を継続していくのはたいへんなこと。朝倉博行さんは、自身の経験を生かして、ホテル業界に恩返しをしたいと法人を設立した。

ご利用いただいた銀座セカンドライフの起業支援サービス

起業相談 レンタルオフィス
起業セミナー 起業家交流会
起業スクール 融資支援
法人設立サポート 補助金支援
会計記帳サポート メディア紹介

朝倉 博行 様へのインタビュー

朝倉さんが、銀座セカンドライフの起業サポートを受けるきっかけを教えてください。

前職の(株)ロイヤルパークホテルマネジメントの代表取締役を勤めていたましたが、平成27年の正月明けに、6月25日の役員任期満了をもって同社役員を退任することを決めていました。そこでいろいろ情報収集をしていたのです。その時は、起業というのは大変かなあと考えていて、自分の中ではメインではありませんでした。ところが、新聞で片桐実央さんの『ゆる起業』という話を知ったのですね。「ああ、ゆるく起業してもいいんだな」と思い至って、銀座セカンドライフに相談してみようと連絡をしてみたのです。

それから銀座セカンドライフの会員になり、セミナーや交流会に出席し、だんだん起業への意志が固まってきました。法人設立のサポートを受けるなどの準備を進め、定年退職からほとんど間を空けずに、平成27年7月1日に株式会社Triple Win(トリプル・ウィン)を設立することができました。

社名は、いわゆる“三方良し”の意味でしょうか?

はい。会社、従業員、お客様、みんながウィン・ウィンになれるホテルのコンサルティングをメインに行ないます。ホテルにはホスピタリティが大切なのは当然なのですが、経営実態や現場の状況を無視し無理なサービスやお客様が望んでいないサービスを提供しようとして、ダメになるホテルが少なくありません。従業員にもしわ寄せがいくのです。ちゃんと会社が経営を継続していけるホスピタリティが大切なのです。そして、従業員も大切にしなくてはいけないということ。ホテル業界というのは一見華やかに見えますが、従業員の待遇が決して良くはなく、優秀な若い人材が次々に去って行くのを見てきました。それではよくない。会社とお客様だけの幸せだけではいけない。従業員だって幸せに働けなくては意味がないでしょう。

わたしは大学を出て、第一次オイルショック後で、就職先がほとんどないタイミングだったのです。ようやく見つけた就職先として、新卒で第一ホテルに入社し、現場のベルボーイからキャリアをスタートしました。実はホテル業界に望んで入ったのではないのですよ(笑)。でも、こうして40年間ホテル業界に育ててもらいました。何かお返しをしたいと考えて、今回起業したのです。もう一度言いますがホスピタリティという言葉は誤解されている面があると思います。本当のホスピタリティについて情報発信をしていきたいですね。今後は書籍なども執筆できればと考えています。

銀座セカンドライフのサポートでどんな効果がありましたか?

法人設立などの事務的手続を、全部代行してもらえたのはとても助かりましたね。自分は、起業してどういうコンサルティングを行なうか、つまり事業のことに全部頭を使いたいと思っていましたから。

また、片桐さんのアドバイスで耳に残っているのが、『自分の長くいた業界の経験やネットワークに根ざした起業は成功の確率が高いです』ということです。自分は現場からスタートして新規開発、たとえば海外でのホテル開発、横浜ランドマークタワーの横浜ロイヤルパークホテルの立ち上げ、やロイヤルパークホテル「THE」シリーズの開発や経営・運営に携わり、ホテルのことについてはオールラウンドに経験してきましたからね。

わたしも人生の第4コーナーをまわりました。今までの経験やネットワークをフルに生かし、これから色々なことを、ホテル業界をはじめとして、ホスピタリティ業界を含めて広く世間に発信していきたいと思います。

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調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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