KFトレーディングカンパニー合同会社
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独立を考え出してからいくつかの施設を比較し、設備の充実と一気通貫の起業支援が決め手となって銀座セカンドライフを選択。商社時代とほぼ変わらぬ仕事を行えている。 |
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大学を卒業し、三井物産に入社してから、ずっと商社マンとして仕事を行ってきました。63歳で定年を迎えることになるのですが、その時まで、そんなに真剣に定年後の起業について考えたことはなかったのです。しかし定年後、商社時代のご縁から、一年だけある会社のお手伝いをしました。そこで自分でやってみようか、という気持ちが生まれたのです。
2013年頃、拠点にできるようなスペースをいくつか見て回りました。そうしたところ、会社の後輩がこの銀座セカンドライフのことを教えてくれたのです。実際に見てみると一番設備がよいなあ、と感じました。また、会社設立の手続きやいろいろなサポートも、一気通貫で行ってくれることに魅力を感じて決めたのです。会社形態について、基本的に一人で事業展開していくなら合同会社の方が低コストで手間少なく運営できる、と言うアドバイスも受け、会社設立をお手伝いしてもらいました。
そうです。起業するにあたって、自分がまったく知らない分野のことはリスクが多いと感じ、よくわかっている貿易分野の仕事しか考えられませんでしたね。人的ネットワークをそのまま生かせますし、実際に、今仕事をしている相手は商社時代に育んだネットワークによるものです。
もちろん、大きな商社とまともに張り合えるわけはありません。しかし、大きな商社が手を出さないような規模の取引というものがたくさんあるのです。いわばニッチな分野での貿易で自分はやっていけると考えました。
昔は、各商社は「専用線」を引いて、国際電話やテレックスなどでやり取りをしていました。それだけでも大きな固定費がかかっていたでしょう。しかし、今はインターネットがあります。国際電話も簡単に安く使えるようになりました。こうして一人でも十分にやっていけるのです。ですから、大きな事務所を借りて、事務スタッフを雇う必要はありませんから、固定費をあまりかけないでやっていくことができます。
自分も、定年後の起業ですから、規模を大きくして、さらにリスクの高い貿易の仕事をという考えはありません。貿易は、自分の予想もしないできごとで大きな損失をかぶることがあるものです。自分の負える責任範囲内で、成長より、継続を目指して続けていきたいと思います。
起業時のサポートはもちろんですが、設立してからは、会計記帳代行なども活用させてもらっています。やはり不慣れなことで時間や手数をとられるより、おまかせした方が本業に集中でき、効率的ですね。そのためだけに事務要員を雇うなどは、ちょっと考えられません。
あと、レンタルオフィスには毎日出社しています。やはり、自宅では仕事ははかどらないものです。ここの銀座に拠点を置いていますが、プリンターなどの設備はもちろん、ロケーションが便利ですね。
これで丸三年がたちました。起業してみて一番いいことは「自分で決断できる」ことです。商社時代の上司のプレッシャーはとても大きかったですね(笑)。今は自分で決断し、取引で失敗しても自分がかぶればいいのですから。もちろん、自分でかぶっても大丈夫ぐらいの取引額で抑えるようにしています。取引品目も、あまり一種類に偏らず、多品目に分散させてリスクを減らすように心がけています。銀座セカンドライフのサポートを受けながら、継続を第一に、四年目へ、そしてその先に向かっていきたいと思います。
調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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