一円マネジメント企画合同会社
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一円(いちえん)正之さんは化工機メーカーにずっと勤務してきた。定年を迎える1年前に今後のことを考えて、銀座セカンドライフが運営する「かながわシニア起業スクール」に通い、起業についてのノウハウを勉強する。一円さんはレンタルオフィス「アントレサロン」を契約しその後、一円マネジメント企画合同会社を設立して、定年後の事業活動のベースを準備し、定年を迎えた。 |
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まず、会社員時代に「定年を迎えてからどうしようか?」と考えたことがきっかけでした。66歳になって「仕事が何にもない」というのは嫌でしたからね。まだ会社に在籍していた昨年(2017年)に、何か準備を始めようと商工会議所に相談をしたところ、銀座セカンドライフが運営する「シニア起業スクール」を紹介してもらったのがはじまりです。
起業スクールに参加して学ぶうちに、自分が会社員時代に培った経験や知識を生かして起業する方法があるのかなと思ったのです。ただし、まだ起業の決意には至りませんでした。
それでも、定年後の準備のため、まずアントレサロンのフリーデスクプランを契約して、銀座アントレサロンを本拠地にしたのです。12月には法人化を決意するのですが、創業支援事業計画という法人設立の時の登録免許税が半分になる制度も教えてもらいました。法人設立もぜんぶ銀座セカンドライフにお願いしましたし、そういう制度について教えてもらえたのもありがたかったですね。
レンタルオフィス「アントレサロン」を契約したときは、まだ起業しようか、再就職を探そうか決まっていませんでした。有休を取ったり、土曜日に通ったりして、銀座アントレサロンでプランニングをしたり、事業計画書を書いていました。
それで、だんだん起業の意思が固まってきます。法人を立ち上げたのは、まだ会社に在籍していた時でした。兼業禁止なのですが、別に事業をはじめるわけではないし、お金を得たりもしません。もちろん、今年の4月に定年を迎えてからはおおっぴらに活動しています。
私は化工機メーカーでの営業をずっとやってきました。販路開拓をメインに中小企業の経営支援コンサルティングを行っています。関東経済産業局のマネジメントメンター制度を利用し、専門家として登録しています。そして、技術はあるけれど、自社の機械を販売するのに苦労している中小企業の機械メーカーと、機械を求めるお客さんのマッチングを行っています。今後は、マッチングにとどまらず化工機の販売代理を行っていこうとも考えています。
そうやって活動するとき、銀座のアントレサロンがメインの所在地ですが、12ヵ所のアントレサロンがどこでも使えるというのはとても便利ですね。アントレサロンの特長だと思います。また、交流会は人脈を広げるのに役立っています。今後もっと人脈を増やすために活用したいと思っています。
調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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