更新日:2018.06.18
Q 出張ヘアメーク業を35年間営んできました。有限会社で積極的に事業展開し、著名人も担当していました。65歳になった現在は個人で細々とやっています。人生の後半は新しいことを始め、人の役に立ちたいと思っています。何がいいでしょうか。
A 経験豊富な点と、著名人を担当されていたことから、ヘアメークの講習会で教える仕事がいいかもしれません。
Q 過去にメディアに出演したことがあり、講師の依頼を受けたこともあります。やりがいを感じたので再び挑戦したいです。
A 講師をする場合、2つの方法があります。一つは自社で講習会を企画し、集客して開催する方法です。もう一つは他社の主催する講習会で、講師だけをするやり方です。
前者の場合、自分で集客する労力がかかりますが、参加人数に応じて参加費収入が得られます。一方、後者では集客責任が主催者にあるので、集客リスクを負わなくて済みます。ですが、1回あたりの講師料は固定の収入になります。
Q 自分で集客するのは不安なので、他社が開催する講習会に招いてもらいたいです。
A では、講師を派遣するマネジメント会社に登録するのがいいでしょう。インターネットで「講師」「派遣」などのキーワードで検索すると、そうした会社のホームページ(HP)が表示されます。あなたも派遣可能な講師の一覧に載せてもらい、依頼を待ちます。経歴や実績、顔写真などでPRします。
今回の場合、講師を探している主催者が、HPであなたのことを見つけ、マネジメント会社を通じて声がかかります。講演料の交渉や当日の流れの確認などは、すべて会社側が代行してくれますが、その分マネジメント料を支払うことになります。
後輩を育てていくのは、とても有意義なお仕事だと思います。ぜひ挑戦してみてください。
行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。 シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。 |
『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
|
|
『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
|
『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)
|
調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
インターネット・アンケート調査