更新日:2018.12.17
Q 起業に興味があるのですが、今後どうやって進めたらいいか分かりません。起業の勉強をしたうえで、起業するかどうかを決めたいのですが、どうすればいいでしょうか。
A 起業の勉強には、起業セミナーがおすすめです。行政や自治体のほか、民間企業も行っています。女性や若者、シニア向けなどターゲットを絞ったものや、モノづくりやIT業界で起業する人向けなど特定の業界を対象にした講座もあります。座学で数時間なので、効率的に知識を身に付けられます。
中小企業診断士やインキュベーションマネジャーに起業相談をするのもいいでしょう。個別相談なので、悩みや課題を質問してもいいし、事業プランを説明し、指摘やアドバイスをもらうこともできます。
セミナーや起業相談は、無料・有料問わず数多くあります。創業支援施設に行き、創業支援サービスの内容を聞くのも一つの手です。これらにハードルが高いと感じるなら、行政が運営している支援施設や民間のレンタルオフィスなどに相談し、自分に合ったサービスを探してください。
準備段階は情報収集が大切です。日本の開業率向上のために、さまざまな支援が行われています。起業を着実に進められる環境が整ってきているので、ぜひ支援を受けつつ、起業を実現してもらいたいです。
行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。 シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。 |
『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
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『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
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『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)
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調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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