産経新聞×銀座セカンドライフ タイアップ企画

【片桐実央のゆる起業のススメ】上手にPRするために 展示会への出展は効果的

更新日:2016.02.03

 電気を使わずに長時間、文字や絵柄を明るく映し出せるサインプレート(表示板)を作った男性(65)がいました。販路を広げるために展示会への出展を決めましたが、初めてなので不安も感じていました。今回は展示会や見本市に出展する際のコツをお伝えします。

 展示会や見本市は、広い会場に多くの企業がそれぞれのブースを出し、自社の商品やサービスをPRするイベント。たくさんの人や企業が集まるので、顧客・提携先探しや業界の最新動向の収集に役立ちます。見学のための入場は無料ですが、ブースを設営して出展する場合は、広さにもよりますが、一般的に数十万円の出展料がかかります。

 【展示会探し・助成金】年間を通じて多くの展示会が開かれています。業界別や地域別のほか、中小企業なら業種を問わず出展できるものなどさまざま。中小企業基盤整備機構の支援サイト「J-Net21」にある主要展示会カレンダー(http://j-net21.smrj.go.jp/watch/eventcalender/)などを参考に、目的に合った展示会を探しましょう。

 また出展料、パネルやパンフレットの輸送費、カタログやPR用動画の制作費など出展にかかる費用を支援する助成金も活用しましょう。

 【出展準備~当日】チラシやパネルなど、必要なものをリストアップして準備します。ブースのレイアウトも工夫しましょう。

 男性は、展示会当日に手伝ってくれる経営者仲間を見つけました。会場では同じ業界の方とも名刺交換をし、今後の商品開発に生かせそうな提携先も見つかりました。

銀座セカンドライフ株式会社 代表取締役 片桐実央 プロフィール

片桐実央

行政書士、1級FP技能士。学習院大学法学部卒業後、花王株式会社 法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、法律の専門家としてアドバイス。その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、IPO支援を経験した後、祖母の介護をきっかけに、一生を通じて生きがいを感じる生活を実現するための支援がしたいと思い、2008年7月銀座セカンドライフ株式会社を設立、銀座総合行政書士事務所を開業し現在に至る。

シニア起業の支援会社として、①起業コンサル・事務サポート(起業相談サロン)、②レンタルオフィス運営(アントレサロン)、③セミナー交流会(アントレセミナー交流会)を開催している。年間の講演は100回を超え、毎月150件の起業相談を受け、これまで7,000件を超える。

著書一覧

初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック『初心者のためのセカンドライフ起業スクールハンドブック』(神奈川県生涯現役促進協議会)
かながわシニア起業ハンドブック『かながわシニア起業ハンドブック』(神奈川県)
あおもりシニア起業ハンドブック『あおもりシニア起業ハンドブック』(青森県)

現在の利用会員数

17,023

調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
インターネット・アンケート調査

無料メールマガジン

キャンペーン情報や、助成金情報、交流会・セミナー等、起業家にとって役立つ情報を発信しています。

メールマガジンの詳細