更新日:2013.03.22
人を雇用したら申請できる助成金を勉強したいと思いますが、沢山ありますので、その1つをご紹介します。厚生労働省が実施している雇用の助成金「特定求職困難者雇用開発助成金」です。
「特定求職困難者雇用開発助成金」とは、高年齢者、障害者、母子家庭の母などの就職困難者を、ハローワーク等の紹介により、継続して雇用する労働者(雇用保険の一般被保険者)として雇い入れる事業主に対して、助成金が支給するというものです。
これから高年齢者や母子家庭の母、障害者の採用を検討される中小企業にとっては、対象労働者に支払われる賃金相当額の一部として、次の金額が支給されるため、人件費の負担が抑えられます。
高年齢者(60歳以上65歳未満)や母子家庭の母等を雇用した場合、対象者1名につき助成対象期間1年で、支給額は90万円。障害者を雇用した場合、対象者1名につき、最大で助成対象期間2年で、支給額は240万円支給です。
現在厚生労働省では、知的障害者の雇用義務を目指すなど、就職困難者の雇用創出に力を入れています。また、雇用に関する助成金は他にもたくさんあります。
従業員を雇用する場合、どの助成金を利用すると有利になるか検討し、活用してみてはいかがでしょうか。
調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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