法人口座とは、金融機関に開設している口座名義が法人になっている口座をいい、一般的な個人口座と区別して用いられます。
起業すると、取引先からの入金や仕入れ先への出金など、事業に関するさまざまなお金のやり取りが発生しますが、法人口座はこれらの資金管理を行うために必要となるものです。
ただし法律の上では法人口座ではなく個人口座を使って取引を行うことも可能です。個人口座は金融機関の審査も簡単で短時間で開設することができます。しかし、仕事とプライベートの資金が混同して用いられるなどの懸念もあり、税務の上でも取引先からの信用面でもマイナスイメージを持たれがちです。
そのため事業を行うのであれば法人口座を用いる方がよいです。