起業家・経営者インタビュー

クレイジーと思っても、苦労とは思わない

更新日:2011.07.27

有限会社プラスワーク88 代表取締役 橋本 廣 氏

今回は「有限会社プラスワーク88」代表取締役の橋本 廣さんにお話を伺いました。橋本さんは、安全(予防)やトラブル解析用の機器を中心とした商品開発コンサルティングや、カメラ等(メーカー製品)のレンタルを行っています。

橋本 廣

有限会社プラスワーク88

代表取締役 橋本 廣 様

Q1:なぜ起業しようと思いましたか?

A1:明日の自分が見えてしまう自分ではなく、明日の自分を描ける自分でありたいとの気持ちが基本です。

したがって、国を頼ることなく、国を利用させて頂き、成功の暁には利益の社会還元を精神として、気合が

ある限り、88歳定年まで勤めることができるのがわが社です。すなわち、少なくとも88歳までは生きることを義務とする会社作り、そんなユニーク企業を実現させてみようというのが動機です。

夢を持てなくなった擦り切れ症候群の団塊世代が右にも左にもウヨウヨしていたら気持ちが悪いではありませんか。

 

Q2:起業前(起業前の数ヵ月間)、起業後で苦労したことは何ですか。

A2:大変だ、疲れるな、クレイジーと思うことはあっても、苦労などと思ったことはありません。

資金繰りの苦労なんて当たり前ですから、それを苦労と思うなら企業家はやめるべき。

強いてあげれば、起業前も起業後も睡眠時間が普通のサラリーマン時代より圧倒的に少なくなったことと、

勝手な自分が振り回すことになる妻や家族らに思わぬ苦労をさせてしまっていることが心に重い苦労です。

苦心することは自分も含めた周囲全員の健康維持です。周囲がみんな若ければよいのですが、それが何とも

簡単ではありません。

 

 

Q3:Q2で経験した苦労はどのように解消しましたか?

A3:企業がゴーイングコンサーンであることと同様に、それにまつわる苦労というのは必ずついてくるもの。

ですから成長の段階毎で一つが消えればまた生まれます。解消することはありませんから、苦労と思わぬがよいです。苦労から逃げるつもりなら、いつだって首を吊って解消できてしまうものですから。

あえて言うなら、企業活動の成果のみが全ての苦労を解消するものなのでしょうが、その成果を出すために

健康な生活を犠牲にまでする必要はないと考えています。仕事は命、でも命は仕事ではありません。

 

Q4:起業して良かったと思うことは何ですか。

A4:自由に尽きます。会社組織内にあっては接触すらできない方々とも直接お目にかかることができて、改めて勉強をさせられます。組織を離脱して、初めて学校を卒業できたような気分です。

直接的に自分の力が反映されて、大小に拘わらず世の中の役に立つ仕事ができることは嬉しいことです。

また、わずらわしい人間関係を避けることができるゆえにストレスが少ないため病気になりにくい体になりました。最近の政治家に近くなったのでしょうか。

 

Q5:これから起業しようと考えている方に対してアドバイスをするとしたらどのようなことですか

A5:ゼロからのスタートと、1からのスタートは大きな違いです。高齢で失敗を恐れるならば1からのスタートの道を選ばれるとよいです。資金と人脈があり意欲旺盛なら、十分な準備を経てゼロからのスタートされることは自分の可能性を大きく広げることになるでしょう。一気の勝負の心構えが必要です。

成功するビジネスは的確性とスピードが第一条件になるので、それをどうするかを詰めておくことが大事。

それから、資本主義の本質は詐欺の世界と紙一重です。躓かないためには、詐欺かどうか判断する目を養うことが重要です。世の中、回りは詐欺だらけと思っておいたほうがよいです。コンプライアンス意識のない人々とはお付き合いしないことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オススメの起業家・経営者インタビュー

「オーディオをもっと身近に」57歳、早期退職で起業を決意

鈴木 秀一郎

ハイレス・ミュージック株式会社 代表取締役 鈴木 秀一郎 様

2014年10月10日に57歳で起業したのがハイレス・ミュージック株式会社(東京都中央区)鈴木秀一郎社長だ。鈴木社長は大手音響メーカーでマーケティングや商品企画などを経験していた。定年後は起業しようと考えていた鈴木社長は、定年退職を迎える前...

つづきを読む

社会に役立ち、将来性のある農業ビジネスを探すため、海を渡る

梶原 唯乗

バイオ・アグリ株式会社 代表取締役 梶原 唯乗 様

 同社の梶原唯乗社長は、大学卒業後に文化教育関連の企業に就職。その後友人と絵画販売の会社を2社立ち上げ、うち1社をIPOまでこぎ着けた敏腕経営者だ。  しかし、ライフワークとして農業を手がけたいと考え早期退職を決意する。そしてオーストラリア...

つづきを読む

新たな商品価値を求める情熱が武器に

青栁 恵美子

青山プロジェクト・YKA株式会社 代表取締役 青栁 恵美子 様

 佐賀県の特産品である有田焼を多くの人々に親しんでもらおうと、地域活性事業を展開するのは、青山プロジェクト・YKA(東京都中央区)の青柳恵美子社長だ。  有田焼を販売するECサイト「和もの店wa・ka」を運営する青柳氏は現在、ブランドキャラ...

つづきを読む

人生は一度きりなので自分の人生は自分で回すという感覚を持つことが大切

株式会社タッツ・コンサルティング 代表取締役社長 辰己 友一 様

Q1:起業したお仕事の内容を教えてください。 会社を定年退職して、何かやれる仕事はないかと探したら、会社勤めしている間に知り合ったコンサルタントや教育会社等の若い人たちから「いっしょに何かやりましょう」ということになった。考えてみたらそうい...

つづきを読む

事業の原点は“人との出会い”から仕事一筋から掴んだ独立

一円  正之

一円マネジメント企画 代表 一円  正之 様

社員教育事業をはじめ複数事業を展開する一円マネジメント企画。代表の一円正之氏は昨年12月に同社を設立し、講演先を探す大学教員と社員研修の講師を探す企業をマッチングさせるという仕組みで事業のスタートさせている。 元々は仕事一筋40年のサラリー...

つづきを読む

自分を生かす働き方を摸索しながら現在の事業に辿り着いた

清水 次朗

株式会社JP企画販売サービス 代表取締役 清水 次朗 様

元々、「いつかは社長になりたい」と考えていた清水社長は、自らの食への知識を武器に、昨年7月に同社を設立した。 19歳のころから家業の仕出し料理店を手伝っていた清水社長だが、店舗オーナーから立退きを命じられ、16年後に泣く泣く閉店してしまう。...

つづきを読む

現在の利用会員数

21,019

調査期間:2023年1月13日~2023年1月16日
調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
インターネット・アンケート調査

無料メールマガジン

キャンペーン情報や、助成金情報、交流会・セミナー等、起業家にとって役立つ情報を発信しています。

メールマガジンの詳細