更新日:2012.12.27
株式会社アイスブルー 代表取締役 樋口 健治 氏
書類審査とカウンセリングで結婚への不安を解消<br /> 約4万人のネットワークを持つ結婚相談所

株式会社アイスブルー
代表取締役 樋口 健治 様
東京生まれ。東京理科大学卒業。営業職経験後1972年渡米。ロスアンジェルスで皿洗い、ウエイターを経験したのち、Gardener(庭師)として独立、1975年にカリフォルニアで結婚し1982年帰国。外資系企業でトップ営業マンとして活躍。1987年に離婚、ニューヨークに本部をおくボランティア団体の理事を務め1990年小林眞理(現在の樋口眞理)と結婚。自身の結婚式をプロデュースしたことをきっかけに、同年樋口眞理とウエディングプロデュース会社を設立。2008年退職後、アイスブルーを設立し現在にいたる。自身の結婚→離婚→結婚の経験とガテン系、サービス業、中途採用者の経験をもとに「男塾」を開催すると共に女性会員へのコンサルティングも行っている。
生涯未婚率が女性で10%、男性で20%となっている現代において、結婚を望む男女の出会いから結婚までをサポートするのが結婚相談所アイスブルーだ。
同社の樋口健治社長は以前、レストランウエディングを中心としたプランニング会社を経営していた。そこで知人の仲人や紹介などを頼まれることが多く、その経験が現在の事業を興すきっかけだという。
「昔は近所のおばさんや上司がお見合いを勧めることはよくあることでした。しかし現在では、男性上司が女性の部下にお見合いを勧めるとセクハラとみなされることもあるようです。このように結婚をめぐる状況が変化してきたことに、結婚できない人の増加の理由があると思います」(樋口社長)
そんな背景を受けて2007年頃からブームとなったのが婚活だ。しかしこれはお見合いパーティーなど、複数の男女が一同に会するイベントが多い。そのため出会いはあっても結婚になかなか結びつけることができないという問題もあるという。そこで同社のように1対1の出会いから結婚に関する悩みまでを解決するなど、さまざまなサポートを行う結婚相談所に注目が高まってきているという。
「当社の会員の男女比率は4対6。登録するのは30~40歳代がもっとも多い。お見合いパーティーなど限られた時間のなか、相手を見つけることが難しいと感じています」(樋口社長)
同社の会員は男女あわせて現在10数名ほど。しかし4万2千人のネットワークを有する日本結婚相談所連盟に加盟することで、会員は全国から自分の条件に合った異性を探すことができるのだ。
同社の会員は男女あわせて現在10数名ほど。しかし4万2千人のネットワークを有する日本結婚相談所連盟に加盟することで、会員は全国から自分の条件に合った異性を探すことができるのだ。
またお見合いのセッティングや交際時の悩み相談、自分に合った人を見つけられない場合の紹介なども請け負う。そして樋口社長がもっとも重要視していることが会員との信頼関係であり、彼らからの安心感だ。入会時の書類審査や事前のヒアリングなどもその一貫だという。
「婚活ブームに便乗した結婚詐欺の予防や、事前に見極めの難しい家庭内暴力もカウンセリングで早期発見につなげられればと思っています。結婚は幸せな出来事ですから、皆さんが不安なく結婚を迎えられるお手伝いをしていきたいです」(樋口社長)
株式会社アイスブルー
東京都品川区中延三丁目5-18-106
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調査元:JAPAN TRUST RESEARCH
対象:20代~60代の女性・男性(n=105)
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