更新日:2016.04.23
一般社団法人Passive Window Japan 代表理事 橘 重行 氏
日本の住宅では必ずと言っていいほど冬季に窓ガラスの結露が発生します。ですが、欧州ではほとんどありません。
一般社団法人Passive Window Japan
代表理事 橘 重行 様
1948年、大阪市生まれ 同志社大学法律学科卒。1972年YKK入社,76年建材加工会社設立の為、シンガポール赴任。営業部長として現地HDBや民間コンドの窓の水準の向上と規格化を推進。86年社長就任後は東南アジア/オセアニア市場への展開を計る。92年日本帰国、YKK-Cupples事業部の施工管理部長として、国内物件及び米Cupples社との調整にあたる。93年同社退職後、イマジニア社設立。不動産投資、高性能窓製造会社、オフィス設計施工会社を経て2009年に帰国後はテクノフォルム社CEOとして,高断熱窓の開発と普及を目指して、窓会社を中心にドイツへの研修ツアーやセミナー開催,”結露しない窓”の判定基準の基盤作りをする。2014年9月より、Passive Window Japan (理想の窓開発協会)の代表理事に就任。国際ネットワークと国内有識者/有意なメーカーと提携し、世界基準を超える窓を作るプロジェクトに新たな挑戦を始める。
「日本の住宅では必ずと言っていいほど冬季に窓ガラスの結露が発生します。ですが、欧州ではほとんどありません。なぜなら、日本基準より高性能の高断熱ガラス・サッシが使われているからなのです。
私たちは日本の居室内を快適にするため、現状を変える活動を行っています」こう語るのは、窓ガラス・サッシの国際基準製品の普及活動を行う(一社)パッシブウィンドウジャパン(以下、PWJ)の橘重行 代表理事だ。シンガポールのガラスメーカーと共同で高断熱窓ガラス「スーパーペアガラス」を開発したばかりだ。 橘代表が日本と世界の高断熱窓ガラスの基準の違いについて知ったのは、前職の建材メーカーで16年に渡ってシンガポールに駐在していたことがきっかけだった。
30年ぶりの帰国後、日本製品の性能の低さに愕然としたのだ。その後、ドイツの建材メーカーに支社長として在籍し、国際基準の断熱性能の重要性を訴えたものの、日本の設計関係者たちには認めてもらえなかったのだという。「住宅などの建築家たちに対して国際基準の海外製品を提案しても、なかなか話を聞いてもらえなかったのです。日本のメーカーとの繋がりも深いのですが、私も商材販売の営業員として見られていたのでしょう。
そこで、メーカーに籍を置くのではなく、独立した第三者として、国際基準の断熱性能の重要性を訴えつつ、日本に合う窓の開発を考えたのです」こうして2015年にPWJを設立すると、ゼネコンや設計士、デベロッパーなどを対象にセミナーなどを開催。今では徐々に賛同者も増加しており、その歩みは少しずつ芽吹いているようだ。「業界の既得権益が守られてきた現状に、我々が風穴を空けてみせます。今後は高断熱ガラスの普及だけでなく、窓全体のシステムとしてゼロエネルギーハウスの普及にも尽力します」
一般社団法人Passive Window Japan
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