オンライン会議システムのおすすめ4選

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起業や創業を考えている人の中には、オンライン会議システムの導入に悩んでいる人もいるでしょう。特に初めての創業では、クライアントとのやり取りや従業員とのミーティングなどでどの程度オンラインを活用するか、具体的なイメージが浮かばないことも少なくありません。
ここでは、起業や創業におすすめのオンライン会議システムを4つ紹介します。最適なオンライン会議システムのイメージを膨らませてみてください。

オンライン会議システムとは

オンライン会議システムとは、PCやタブレット、スマホなどを使ってWeb上でリアルタイムのコミュニケーションが取れる会議システムを言います。インターネット環境があれば時間や場所を問わず相手の表情を見ながらやり取りできるのが特徴です。
相手の顔を見ながら音声でのやり取りができるだけでなく、画面上で資料などのデータを共有したり会議内容を録画、録音できたりといった便利なツールが備わっているものも増えています。

オンライン会議システムを利用するには、多くの場合オンライン会議システムのソフトウェアをインストールする必要があります。様々なオンライン会議システムがあるため、利用シーンやニーズ、セキュリティ面や費用なども考慮した上で最適なものを選びましょう。

おすすめのオンライン会議システム4つ

ここからは、起業や創業に役立つおすすめのオンライン会議システムを4つ紹介します。

①Zoom

Zoomは、Zoomビデオコミュニケーションズが提供するオンライン会議システムです。Zoomのソフトウェアをインストールするだけで、ホストとして会議の開催を行ったり会議に参加したりすることができます。会議への参加も、発行されるミーティングIDとパスワードがあれば手軽に参加できます。通信の安定性が評価されているのが特徴でしょう。
また、バーチャル背景が設定でき、自宅のプライベートな空間を見せたくない場合でも背景を変えて顔出しできるため、プライバシーが守られます。

無料版と有料版があり、無料版では利用時間が40分以内という制限があります。短時間の会議であれば無料版で問題ないでしょう。
有料版は会議の内容を録画、録音してクラウド上に保存ができるなど、管理機能が充実しています。
有料プランは4つあり、いずれも税込みでプロが月額2,125円、ビジネスが月額2,700円、ビジネスプラスが月額3,125円、エンタープライズの月額は要問い合わせとなっています。

②Google Meet

Google Meetは、Google社が提供するオンライン会議システムです。Googleアカウントを持っていれば誰でもビデオ会議を行え、参加者100人以内、60分以内の会議であれば無料で開催できます。アプリのインストールが不要で、会議の参加者はGoogleアカウントがなくても参加可能なため、手軽にオンライン会議に参加できるのが特徴です。

個人アカウントでもオンライン会議は可能ですが、ビジネスで使用する場合はGoogle Workspaceのアカウントを作成するとより便利に利用できるでしょう。Google Workspaceには4つのプランがあり、いずれも税込みでBusiness Starterは月額816円、Business Standardは月額1,632円、Business Plusは月額2,448円、Enterpriseの料金は要問い合わせとなっています。
ビジネス用メールやセキュリティ保護されたクラウドストレージなど、ビジネス向けの機能が搭載されています。Google Workspaceは14日間の無料お試し期間があるため、使い勝手を確認してから利用してみるのも良いでしょう。

③Microsoft Teams

Microsoft Teamsは、Microsoft社が提供するMicrosoft 365アプリケーションの一部であるオンライン会議システムです。オンライン会議を始め、メンバー同士のチャットや資料の共有が可能で、Microsoft 365ツールと連携できる点が特徴と言えるでしょう。
無料版と有料版があり、無料版であればMicrosoft Teamsをインストールすることで利用できます。
有料版はいずれも税別でMicrosoft Teams Essentialsが月額500円、Microsoft 365 Business Basicが月額750円、Microsoft 365 Business Standardが月額1,560円、Microsoft 365 Business Premiumが月額2,750円です。Office製品を使用し、スムーズな連携を求めるのであれば検討してみると良いでしょう。

④Skype

SkypeはMicrosoft社が提供するオンライン会議システムです。ビデオ通話やファイルの送信も可能で、Skypeでの会議は最大50人参加可能です。使用にはアプリのインストールとアカウント作成が必要となります。
無料で使用でき、ビデオ通話は1ヶ月あたり100時間まで、1日最長10時間、ビデオ通話ごとに最長4時間と定められていますが、会議を行うには十分な長さだと言えるでしょう。

オンライン会議システムを導入することのメリット・デメリット

オンライン会議システムを導入する上で気になるのが、メリットとデメリットでしょう。

①メリット

メリットとしては、インターネット環境があればいつでもどこでも会議ができることが挙げられます。会議をするために会社まで移動する時間の短縮や交通費の削減にも繋がります。
また、会議に必要な資料はデータ共有することで、ペーパーレス化を推進できるのもメリットと言えるでしょう。印刷する手間やコストを削減できます。さらに、働き方の多様化に繋がる点もメリットと言えるでしょう。
対面でやり取りしなくてもオンライン上で場所と時間を問わずやり取りできるため、フルフレックスの導入や在宅勤務など働き方の多様化、効率的な働き方にも繋がります。

②デメリット

オンライン会議システムを導入するデメリットとしては、通信環境に左右されることが挙げられます。通信が途絶えたり音声が聞き取りにくくなったり画像が乱れたりなど、通信環境によっては会議の内容について行けなくなるといったリスクも起こり得るでしょう。
また、参加している相手の様子が伝わりにくいというのもデメリットと言えます。顔出しすることで対面会議のように行えるものの、相手の表情や雰囲気といった要素が掴みにくく、意思疎通に支障が生じ、会議が進めづらくなるケースもあるでしょう。
さらに、発言しにくいというデメリットも挙げられます。オンライン会議では複数の参加者が一度に話し始めてしまうと音声が聞き取れないため、自由に発言する中で議論を進めていくのが難しいと言えます。司会者や進行役を立てた会議が適しているでしょう。

起業や創業に最適なオンライン会議システムを選ぼう

コロナ禍を経て、クライアントや従業員とやり取りする際は、対面だけでなくオンラインで行うことも一般的となってきました。オンライン会議システムは起業や創業時に導入しておきたいシステムだと言えるでしょう。ここで紹介したおすすめのオンライン会議システムをはじめ、目的やニーズに応じた最適なものを選んでみてはいかがでしょうか。

Published by アントレサロン