SNSマーケティングは拡散効果が高いマーケティング手法として注目されています。ただ、SNSアカウントの運用は継続するのが困難な場合が多く、マーケティングを始められないことも少なくありません。
解決策として有用なのがSNS運用代行を依頼する方法です。この記事ではSNS運用代行についてメリットやデメリットを含めて詳しく紹介します。
目次
1.SNS運用代行とは
SNS運用代行とはInstagram、Facebook、Twitter、YouTubeなどのSNS公式アカウントの運用を代行するサービスです。SNS公式アカウントは企業にとってユーザーとの接点を増やし、販売促進やファンの獲得につながる重要なマーケティング手法になっています。ただ、運用の際には投稿のコンテンツを作成することが必要で、タイムリーな投稿によるアプローチも必要になる場合があります。
SNS運用によってマーケティング効果を最大化するにはノウハウが不可欠です。この点に着目し、SNSの運用をプロとしておこなうSNS運用代行会社が増えてきています。
2.SNS運用代行でできること
SNS運用代行会社に依頼すると、SNS公式アカウントによるマーケティングに必要なことはほぼ網羅的に任せられます。SNSマーケティングの戦略設計は競合分析やユーザー調査から依頼することが可能です。SNSの投稿コンテンツの作成も投稿も任せることができます。SNS運用によって得られた結果をデータに基づいて分析して、定期的にレポートしてもらうことも可能です。
この他にも会社によって対応している内容は異なり、SNSの運用によるリスクへの対策や、他のチャネルとの兼ね合いを考慮したマーケティングサポートもおこなわれています。
3.SNS運用代行の費用相場
広告料の「10～20％」が標準的な運用代行の費用相場ですが、代行といっても戦略設計、投稿コンテンツの作成と投稿、ユーザーコメントへのレスポンスなど内容は多岐にわたります。
レポートの作成や報告会の実施くらいまで含まれることもありますが、さらに戦略の改善や広告の運用、マーケティングのコンサルティングなども含む場合には月額50万円～100万円程度はかかります。また、SNSのコンテンツの作成と投稿だけ依頼するのであれば10万円くらいが相場です。
4.SNS運用代行のメリット
SNS運用代行を利用するメリットは、プロとしてSNS運用をおこなってきた企業のノウハウを利用して効率的なSNS運用を実現できることです。経験があまりない自社の人材がSNS運用をするのに比べて作業時間がかからず、コンテンツのクオリティも高くなります。
安定して定期的な投稿をしていき、コメントにすぐに答える体制も整えられます。SNSマーケティングでは運用によってユーザーの信頼を得て、拡散させることが重要です。SNS運用代行を利用することで、ユーザーから注目される公式アカウントにすることができます。
5.SNS運用代行のデメリット
SNS運用代行は費用対効果が高いとは限らないのがデメリットです。SNS運用代行は成果保証をしていることが少なく、あくまで打ち合わせの結果として定められた戦略や方針に基づいて公式アカウントを運用していきます。毎月数十万円の費用をかけて運用しているのに、売上が伸びず、ファンやフォロワーも増えないということもあり得ます。
また、SNS運用代行会社に任せきりにすることはできず、メールやミーティングがでの綿密なやり取りが必要なので、社内業務の負担が大きくなるリスクもあるのがデメリットです。
6.おすすめのSNS運用代行業者４選
ガイアックス
ガイアックスは、幅広いSNSに対応していて戦略設計から効果測定まで幅広く支援しています。ガイアックスは柔軟性が高く、コンサルティングだけでも依頼可能です。
ライトアップ
ライトアップは、ファンとフォロワーの実績が1,500人以上の実績重視のSNS運用代行サービスです。プランを個別に策定してくれるメリットがあります。
ホットリンク
ホットリンクは、データドリブンのSNS運用代行をしているサービスです。オールインワンで代行を依頼したいときにはホットリンクが魅力的な候補です。
メンバーズ
メンバーズは、Facebookの公式デベロッパーに認定されています。成功事例、失敗事例を積極的に共有し、企業にあったコンテンツマーケティングまで提案しています。
7.まとめ
SNSマーケティングの効果を上げるにはSNS運用代行が有効です。SNSマーケティングを始める段階ではノウハウに基づく戦略策定から依頼できるので、効果の上がりやすい方法で運用を進められます。費用対効果が高い依頼先を選び出せば、SNS公式アカウントの運用効果を引き上げることが可能です。
自社リソースの有効活用にもつながるので、上記にあげた「SNS運用代行会社」以外にも数多くあるので、自社にとって「選ぶ時の大事なポイント」を明確にしてアプローチしてみてください。
