2023年は、給料が増えないことに加えて、物価上昇や光熱費と水道料金の値上がりによって、家計への負担が大きかった方が多いでしょう。収入を増やすことを考えた方も大勢いるはずです。収入を増やす方法としては、務めている会社内で出世したり、より高い給料を払ってくれる会社に転職したり、生活費を節約したりすることなどが挙げられます。
また、政府が推進する「働き方改革実行計画」によって、副業を認める企業も増えつつあります。現在の職場に不満がなければ、副業を始めて、収入を増やしてみるのも良いでしょう。
ここでは、2024年におすすめの副業をご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
副業の選ぶ時のポイント
①モチベーション維持
副業は、モチベーション維持が非常に大切です。モチベーションがなくなれば、途中で挫折してしまう恐れがあります。そのため、得意なこと、あるいは好きなことを条件にして、選ぶようにしましょう。
②無理なく続けられる
次に、無理なく続けられることも重視してください。毎日長時間作業をしなければ行けない副業だと、本業とのバランスが取りにくいからです。無理して本業と副業を両立させようとすると、心身を壊してしまう恐れがあります。
③低予算で始められる
低予算で始められることも重要です。副業は、必ずしも大金を稼げるとは限りません。もし、副業の初期費用が高額であれば、最終的に赤字で終わってしまう恐れがあります。そうならないように、あらかじめ初期費用の上限は決めておいた方が良いでしょう。
副業のメリット・デメリット
副業の大きなメリットとしては、単純に収入が増える点が挙げられます。会社員であれば、本業とは別に自由に使える収入が入ってくるので、生活にゆとりが生まれるでしょう。
また、本業とは異なるスキルを習得したり、副業をきっかけに新しい人脈を構築できたりするメリットもあります。そのスキルや人脈を活かせば、より条件が良い会社への転職や、フリーランスとして起業するといった選択肢も生まれるでしょう。
副業のデメリットは、プライベートな時間を割かなければいけないことです。本業の空き時間に副業をする形になるため、1日当たりの実働時間が10時間を超える恐れがあります。
また、本業が疎かになってしまうリスクがあるのもデメリットです。副業に力を入れすぎると、本業で出世するチャンスを逃してしまうかもしれません。
会社員が副業を始める前に知っておくべきポイント
会社員が副業を始める際には、まず会社が副業を許してくれるかどうかを確かめなければいけません。就業規則で禁止されているにもかかわらず、副業をしてしまうと、社内評価が下がったり、処罰の対象になったりする恐れがあります。
また、副業の収入が20万円を上回った場合、確定申告が必要になることも覚えておきましょう。確定申告後の税金額は、本業と副業の収入を合算した金額を元に計算されます。合算した金額次第で、税率と控除額が変わるため、きちんと計算するようにしましょう。
さらに、副業であっても、継続的にまとまった収入を得られるのであれば、開業届を出すことを考えた方が良いです。開業届は必須ではありませんが、青色申告による特別控除や経費の計上で、費用負担が減らせる可能性があります。
2024年おススメの副業4選
①動画の編集業
現代ではYouTubeやSNSなどに、動画をアップロードしている人が大勢います。けれど、その全てが、自ら編集を行っているわけではありません。撮影だけをして、動画編集を他に依頼したい人は、会社の広報担当や個人などたくさんいます。そのため、編集技術を身につければ、安定した副業収入を得やすいです。
②ブログ運営
好きなことや得意なことが明確な方は、ブログを運営してみるのも良いでしょう。趣味のノウハウを記事にしたり、自作の漫画を掲載したりするなど、色々な形で収入を得ることが可能です。
ブログ運営の副業は、アクセス数に応じて、アフィリエイトによる広告収入を得られる仕組みです。毎日更新する必要はなく、自分のペースを維持できるため、本業とのバランスを取りやすいでしょう。
③せどり
リサーチが得意な方にはせどりをおすすめします。掘り出し物を見つけて安く購入し、価値がわかる人に高値で売却するビジネスです。知識や分析力が必要不可欠ですが、取り扱う商品によっては大きな利益を出せるでしょう。
そして、古物店など、実店舗を回って掘り出し物を探しても良いですし、オークションサイトやネットショップを活用するという方法もあります。パソコンやスマートフォンだけを使って、在宅でせどりの副業をすることも不可能ではありません。
④家事代行
家事が苦手な人や、仕事で忙しくて中々家事ができない人の代わりに、掃除や炊事などを行います。家事は継続しなければならないため、良いクライアントを見つけることができれば、安定した副業収入を得られるでしょう。
