パソコンやスマホのブラウザ上で簡単にデザインを作成できるCanva。無料プランでも便利な機能が豊富で、デザイン作成や動画編集に活用できるツールです。より本格的なグラフィックデザインを作成したい方向けに有料プランも用意されています。
そんなCanvaには、どのような機能が備わっているのでしょうか。今回は、Canvaについて詳しく解説していきます。
Canvaとは?
Canvaとは、世界190カ国以上で展開されている無料のデザインツールです。プレゼンテーションの作成や動画編集、SNSの投稿画像などさまざまなジャンルの製作物を作ることができます。
2013年にオーストラリア・パースで創業したCanvaは、「あらゆる人がデザインで輝ける社会を目指す」という目標を掲げて、ソフトウェアの開発に取り組んでいる企業です。2023年時点で月間のアクティブユーザー数は、1億2,500万人を達成しています。
Canvaの特徴
Canvaの最大の特徴は、無料で使えるという点です。Photoshopなどのデザインツールは、基本的に有料のものがほとんどです。本格的なグラフィックデザインを作成しようと思うと、安くない初期費用がかかるため、躊躇する方も少なくありません。
しかし、Canvaなら無料で使えるので、老若男女問わず気軽に試せます。操作が簡単なのも特徴です。専門知識がなくても使えるので、誰でもおしゃれなデザインを作れるのが魅力です。
また、PCでCanvaを使用する際、ソフトウェアのインストールは必要ありません。自分のアカウントにログインすれば、ブラウザ上で作業ができます。Canvaはスマホで利用できるのも特徴の一つ。アプリ版も提供されており、スマホで編集した内容は全てアカウントに保存されます。
Canvaでできること
Canvaはクオリティの高いデザインテンプレートが豊富で、テンプレートを使えば一瞬で本格的なデザインが出来上がります。動画やSNSなどジャンル別のテンプレートが用意されており、初心者でも簡単に使えるようになっています。
ワンクリックで配色を自動変更できる機能も便利です。自動で色の組み合わせを変更してくれるので、デザイン全体の配色に迷っているときにおすすめの機能となります。
Canvaは、写真や動画の編集加工にも対応しています。画像のトリミングやサイズ変更、モザイク加工など、基本的な画像編集がワンクリックで可能です。基本的な動画編集機能も備わっており、テキストテロップやエフェクトを入れたり、動画のカットやトリミングなどができます。
PDFの編集も無料です。編集したいPDFデータを Canvaにアップロードすれば、文章の編集や素材の追加などができるようになります。
有料プランで使える機能
無料で使えるCanvaですが、追加機能が備わっている有料プランも用意されています。有料プランは、Canva ProとCanva For Teamsの2つから選択することが可能です。
Canva Proなら、月額1,500円、年単位契約だと12,000円です。Canva For Teamsは5人まで利用できるプランで、月額3,000円、年単位契約だと30,000円です。6人以上で使用する場合は、1人追加するごとに別途追加料金が発生します。
有料プランの場合、1億以上の素材が使い放題になります。活用できる画像の幅が広くなるので、別途画像素材サイトを利用する必要はありません。有料プランでは、ブランドキットという便利な機能も使えます。カラーやフォントなどの組み合わせを保存しておける機能です。よく使う配色やテンプレートなどを保存しておけば、使いたいときに瞬時に設定できるようになります。
背景リムーバーを使えるのも有料プランのメリットです。画像を選択してワンクリックするだけで、簡単に背景を削除してくれます。無料プランと比べて、フォントやテンプレートの種類が増えるのも特徴です。
例えば、無料プランで利用できるテンプレートは25万点以上ですが、有料プランになると61万点以上まで増えます。無料プランでデザインの限界を感じてきたら、有料プランへの切り替えを検討してみてはいかがでしょうか。
有料プランの機能が気になる場合は、初回30日間お試しが可能な無料トライアルを利用しましょう。無料トライアル中は、有料プランの機能を無料で試すことが可能です。
無料プランのCanvaから試してみよう
Canvaは、誰でも手軽にグラフィックデザインに挑戦できる便利なソフトウェアです。Canvaには無料プランと有料プランの2種類がありますが、無料プランでもデザインに必要な機能が十分備わっているので安心してください。
ただ、有料プランならではの便利な機能も多いので、デザインの幅を広げたいなら有料プランを使うのも一つの手です。まずは無料プランでCanvaを使ってみて、使い方に慣れてきたら有料プランへの切り替えを検討してみてはいかがでしょうか。
Canvaを使いこなして、おしゃれなデザインを作りましょう。
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