企業X(旧Twitter)運用を成功させる方法~作成ポイントや注意点など~

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X(旧Twitter)の持つ情報の拡散力や影響力を活用するべく、企業が自社のアカウントをつくり運用する事例は少なくありません。そうした企業Xの持つ可能性を知り自社でも運用を始めようとする起業家、経営者、広報担当者などのために、今回の記事では企業Xを運用するメリット・デメリット、アカウント作成とX運用のポイント、炎上防止対策などを解説していきましょう。

運用するメリット・デメリット

企業アカウントを運用することで期待できるメリットは、まず知名度や認知度を高めることです。企業アカウントで発信したSNS広告などはさまざまな経路で拡散され、多くのユーザーのもとに届きます。そのSNS広告をきっかけに、企業や商品の存在を知った、魅力に気がついたという人を生み出すことができます。特に起業した直後で、誰にも知られていない企業にとっては頼りになるツールとなります。
他には、ユーザーと直にコミュニケーションが取れるので、設立したばかりの企業でも親近感や好感度を高めることができるのがメリットです。

逆にデメリットは、適切な運用をするのは負担が大きい、ということが挙げられます。休止中のアカウントだと思われないためには、こまめに投稿しなければなりません。また内容が適切でないと、いわゆる炎上状態となり、企業のブランド力を損ねる結果となるでしょう。
しかも、運用担当者は通常の業務をこなしつつ、アカウントを適切に運用するための努力が求められます。法人設立したばかりで、人材が少なく作業を一緒にできる人がいないときにはより担当者の負担が重くなります。

アカウント作成のポイント

企業がアカウントを作成するにあたってのポイントは、運用の目的を決めておくこと、KPI(重要業績評価指標)を設定しておくことなどです。運用の目的は、単純に知名度や認知度を高める、ユーザーと密接なコミュニケーションを取るためのツールとして活用する、などが挙げられます。運用の目的に合わせて、発信する情報の内容やユーザーとのコミュニケーションの取り方などが変えなければなりません。

次にKPIは投稿がユーザーに見られた回数やユーザーからアクションされた回数に、目標となる数値を設定しておくという意味です。具体的な数値目標があれば、企業Xが成功しているのかどうかを把握できますし、目標が達成されないときには何を改善すればいいのかを考えることができます。最初は期待通りの結果がでなくても、試行錯誤を繰り返せば良い結果につながるでしょう。

X運用のポイント

1)プロフィールアクセス率を高めるポイント

投稿した情報をきっかけにプロフィールへのアクセス数を増やしたいのであれば、ユーザーにとって有益な情報を発信することが堅実な方法です。新商品の発売日や性能、企業のアカウントだから知っている商品の上手な使い方などを投稿すれば、興味を持ってもらえる可能性が高くなります。また、プロフィール自体も魅力的であることが望ましいので、見た目がおしゃれなヘッダー画像を設定したり、わかりやすく簡潔な内容の紹介文を掲載したりしましょう。

2)インプレッション数を増やすポイント

インプレッション数を増やすためには、プロフィールアクセス率と同様に質の高い内容にすることを心がけることが効果的ですが、他にも投稿の頻度にも注意したほうがいいです。定期的に投稿をすれば、常に最新の情報がユーザーに届きます。今欲しい情報が手に入るアカウントだと認識してもらえるので、じっくりと読んでもらえるようになります。その結果、リプライやリツイートされやすくなり情報の拡散速度が高まります。そうなれば、自然とインプレッション数も増えるでしょう。

3)エンゲージメント数を増やすポイント

ユーザーにどれだけ反応してもらえたのかを示すエンゲージメント数を増やしたいのであれば、投稿する時間帯に注意した方がいいです。どれだけ魅力的な情報を発信しても、深夜や早朝など人が寝静まっているときや、社会人が働いている時間帯などは反応が鈍くなります。投稿をするならば、平日は朝の通勤時間帯や仕事が終わった夕方から夜にかけて、昼食時などがおすすめのタイミングです。土日休日は、正午過ぎから14時頃に投稿すると反応されやすくなります。

注意点・炎上防止対策

企業Xにとって脅威である炎上を防ぐための対策は、運用のルールを定めておくことです。ルールに入れておきたいことですが、投稿する内容について、特定の人種や性別、他社などを誹謗中傷する内容は不適切なので投稿してはいけません。さらに誤った情報を投稿して炎上することもあるので、担当者が投稿する前に上司がダブルチェックをする仕組みを作っておくと効果的でしょう。
また、予約投稿の機能を利用すれば、不適切な内容であったとしてもユーザーの目に触れる前に対応しやすくなり炎上を防げます。

企業Xは、上手く運用できれば、知名度や認知度を高めますし、ユーザーに親しまれる存在にもなれます。起業したばかりの会社でも、多くのユーザーに見て、アクションしてもらえるようになれば、売上を伸ばし成長できます。多くのユーザーに支持される企業となりたいのであれば、炎上に気をつけながら質の高い内容の投稿を行い、ユーザーに満足してもらえるようにしましょう。

Published by アントレサロン