簡単解説!Instagram広告とは~メリット・デメリット・設定方法など~

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Instagram広告とは、Instagramユーザーに向けて画像や動画広告を表示させる機能のことです。自社でInstagramアカウントを持っており、宣伝のために投稿をしているという企業は少なくありません。しかし、広告配信には躊躇しているという方が多いのではないでしょうか。
今回は、Instagram広告について詳しく紹介します。Instagram広告の出稿を検討している方はぜひ参考にしてください。

1.Instagram広告とは?

画像や動画を投稿できる世界最大級のSNSであるInstagram。日本では「インスタ」と呼ばれて親しまれています。Instagramは他のSNSと同様に、広告を配信することが可能です。
Instagram広告とは、Instagram上で配信できる画像・動画広告のこと。フィードやストーリー、発見タブなどに写真や動画形式の広告を出稿できます。ユーザーが普段投稿しているような形で広告が挿入されるため、ユーザーに宣伝内容を閲覧してもらいやすいのが特徴です。「詳しくはこちら」などのCTAボタンを設置すれば、外部サイトにも誘導できます。

2.Instagram広告のメリット

Instagram広告のメリットは、低予算でも広告を配信できることです。Instagram広告の出稿金額は1日最低100円で、低予算でも広告を配信することが可能です。低予算の広告から始めて、状況に応じて予算や広告の内容を変更するなど、柔軟に対応できるのが魅力です。
リーチ数が多いというメリットもあります。日本国内のユーザー数は3,300万人以上いるといわれています。
中でも10〜30代のユーザーが多いので、若い世代向けの製品やサービスを宣伝する場として優れています。ビジネス感のない広告を配信できるのもメリットです。
Instagramではフィードに流れる画像や動画の一つとして広告を掲載できるので、ユーザー側にあまり抵抗感なく受け入れてもらえます。広告らしくないおしゃれな画像や動画を作成すれば、ユーザーの興味を引けるはずです。

3.Instagram広告のデメリット

Instagram広告のデメリットは比較的拡散性が低いことです。他のSNSと比べて、Instagramにはシェア機能がありません。そのため、広告を認知するのはアカウントをフォローしている一次ユーザーが多く、フォロワー以外のユーザーまで届かない可能性が高いです。質の良い広告を投稿してユーザーに興味を持ってもらえたとしても、情報の拡散はあまり期待ができません。

4.Instagram広告の設定方法

InstagramはFacebook傘下のサービスなので、Instagram広告を出稿するにはFacebookアカウントが必要です。広告はFacebookページやアプリからも出稿できますが、Facebookビジネスマネージャー内の広告マネージャーを利用するのがおすすめです。

設定方法

  1. Facebookでビジネスマネージャーのアカウント作成
  2. 広告を出稿する際は、ビジネスマネージャー画面で「作成」ボタンをクリック
  3. キャンペーンの目的を選択し、広告の名前を設定
  4. オーディエンス設定で、広告のターゲット層を設定
  5. その他に、配信箇所や広告予算、掲載期間を設定
  6. 広告に使う写真や動画、説明文テキストを入力
  7. 支払い方法を設定し、画面下にある「確認して公開」ボタンを押せば完了

このように誰でも簡単にInstagramで広告を出すことが可能です。

5.Instagram広告の成功例

ここからは、Instagram広告の成功例をいくつか紹介します。

パナソニック株式会社

パナソニックは高級オーブントースターの新モデルを売り出すために、Instagram広告を活用。機械学習機能を上手く使いこなし、購入プロセスのさまざまな段階にあるユーザーごとに複数の広告が作成されました。フィードとストーリーに掲載された広告はしっかり各段階のユーザーにリーチし、以前の製品と比較して約2倍の売上を達成しました。

Hugo Boss(ヒューゴボス)

ドイツを拠点とするファッションブランドHugo Bossは、イギリスでブランド認知度を高めるために、有名インフルエンサーなどを起用したリール広告を出稿しました。全ての広告に商品タグが付けられており、動画広告を見たユーザーが簡単に購入できるような工夫がされています。その後の調査では、イギリスにおけるブランド好感度が6.4ポイント上昇したことが分かりました。

arrr(アルル)

韓国のペット用品ブランドのarrr(アルル)は、Instagram上に商品タグを強調した新しい広告を打ち出したところ、購入コンバージョンが12倍まで増加しました。例えば、「私について来て!」という吹き出し付きのかわいい子犬が出てくる動画広告が効果的でした。子犬が左下隅のショッピングバッグのアイコンに向かって走り、自然に顧客の行動を促すような動画広告になっています。

6.まとめ

Instagramのユーザーは今も増え続けており、利用する世代の幅も広くなっています。若い女性向けの広告が特に良いとされていますが、他の世代に向けた広告を出しても、十分に成果を出せる可能性があります。SNSへの広告出稿を考えているなら、Instagram広告を検討してみてはいかがでしょうか。

Published by アントレサロン